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2009/12/15

◆日経平均は前日比22円安の1万83円小幅続落した。アブダビ首長国によるドバイ政府系企業ドバイ・ワールド傘下企業の救済や米石油最大手による米天然ガス最大手企業の買収合意発表もあり、14日の欧米株式は続伸した。しかし、東京では、NY原油先物の9日連続安を受けた資源株安が足を引っ張り、不動産株の下支えはあったものの、小幅安となった。きょうも日経平均の日中上下幅は78円と100円に満たず、引き続き、模様眺め気分の強い動きとなった。■ただ、15日付け日経新聞朝刊は、「米系大手不動産ファンドのセキュアード(2392)が東京・丸の内の大型複合ビルを年内に買収する」と報じた。買収金額が金融危機後最大規模ということで、セキュアード株がストップ高に買われ、個人投資家など目先資金の買いが広がった不動産株がこの日の市場を下支えした感があった。先月、政府は「デフレ宣言」をしたがその後、不動産株がダメ押ししたこともあって、きょうは売り物薄の中を急騰した。加えて、14日発表の首都圏(4都県)の11月新規マンション販売戸数が前年同期比2ケタの伸びで、今年2度目の前年比プラスとなったことも不動産関連株人気を後押しした。

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◆「都心の優良不動産は買いというのはいつだって通じる」とは、バブル崩壊後に今は亡くなった不動産業の先輩から説かれた話。が、郊外、都下に波及するのはいつ?たしかに、バブル崩壊後にビル・土地を買い漁って大成功を収めた海外投資家は多くいた。が、再び、大挙して流入する?まで時間を待てる?筆者の住んでいる駒沢公園近くの住宅地は下落率が他地域ほどではない、とは理髪店を新たなところに買い換えようとしている主人の話。しかし、我が家のすぐ近所で年初に引っ越した家屋に、新しい住人が引っ越してきた話はまだ聞かない。物色難の地合いだけに、値動きの良い不動産関連株人気がひとしきり広がることが予想される。売買参加は、買う時にロスカット価格を決めてからならOKはいつも通り。

◆さて、「アジア売上高が米国を抜く」と報じたのも今朝の日経新聞。これまで、ユニ・チャーム(8113)、資生堂(4911)やクボタ(6326)・・などをアジアで稼ぎだす銘柄として、何度か紹介してきたが、この流れは、新年も続くとみていいか・・。

◆引き続き小型株に期待。トリドール(3397)が急反落した。まだ、自社競合による既存店売上減を不安視した売りが出そうだが、200日移動平均線や52週線を大きく下方かい離しない限り、下値は拾えるとみている。●一方、メッセージ(2400)は5000円高の19万6000円年初来高値引けとなった。引き続き、05年春の株式分割落ち後に頑強な上値関門となってきた20万円台前半までの相場は実現の可能性大とみている。●また、交流・ゲームサイト運営のグリー(3632)が3日続伸し、11月13日以来の500円台を回復。13週線、6週線とも同時にクリアした。同社社長などが保有株を売り出すと発表した後、需給悪化が嫌われ急落した。しかし、5000円乗せで、新たな相場圏入りとみたい。26週線を下値サポートラインとし上昇基調が続く間は、強気姿勢で臨みたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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