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2013/03/01

◆きょう、母が退院し、ケア・サポートに戻ったと妹から電話があった。2週間前は手足がすっかりやせ動きは鈍く、目は点のようになっていた。声はか細く、意識不明のようでひとり言ばかりが続いた。それが、先週日曜日は、ひとり言をいうばかりというのは変わりがなかったが声は大きくなっていた。そして、前の週とは違って、目は開きちゃんと見えているようだった。もっとも、意識が途切れるようで、その時に、私は誰?分かる?と妻が問うても、返事はなかったが。ケア・サポートに戻り、他の人たちのなかで何処までやっていけるやら? ただ、良くなり意思疎通がうまくいくよう期待しているのだが。さて、3月1日は2012年度の最終月だが、米国では、新財政削減策の提示がなければ、歳出の強制削減が発動される日となる。これまで、何度か、民主党と共和党はその場しのぎの延長で先伸ばししてきた。しかし、今回はどうか?ダメならば10年間で1.2兆ドルの強制削減が発動される・・。そして、1日のヤマを乗り越えても、27日は暫定予算が失効。4月15日は予算決議の採択、5月19日には・・随分高いハードルを飛び越えこなしていかねばならない・・。

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◆この日、東京市場では、日経平均株価が続伸、1万1606円で終了し、08年9月以来4年半ぶり高値となった。東京外為市場では円が対ドルで3日続落したことや、金融緩和期待を背景に連日で土地持ち・含み資産株が猛烈人気となったこともあり買い方の勢いが勝った。80年代のバブル期相場と同じような土地・含み資産絡み株を物色する猛烈な風が、前日から市場に吹き込んでいるのだ。もっとも、個人投資家などを中心に不動産、倉庫・運輸、電鉄、(山林保有の)紙パルプ、遊園地・競馬場保有会社への人気が何処まで続くかは?海外勢には無縁の相場であり、ちょっと大きなコップのなかでの内ゲバ、勝利争奪戦以上のものに発展することができるか?さてどうか!?■さて、東急(9005)だが、29円高の584円まであった。580円台はリーマン・ショック時の08年7月以来の高値水準だ。東急を当欄で「買い」銘柄として記していたのはちょうど1年ほど前のこと。結局、418円まで上げたものの、5月には341円と失速・・。418円まで戻したのが昨年11月。今や、手の出しようがない。時を待つしかない。東急電車は毎日通勤に利用し、渋谷駅で乗り換える。今月16日からは渋谷駅は地下化され、地下鉄で会社まで来ることが出来るようになる。しかし、終電車をチェックすると、JR中央線を使うほうが少々遅い時間まで、当欄への書き込みが出来るので、渋谷乗換えでJR利用の従来路線に決めた。ヒカリエは筆者には馴染みの映画館と漫画本店やプラネタリウムがあった東急文化会館が生まれ変わったもの。少し前、NHKの番組「ブラタモリ」で、建設工事中のヒカリエにカメラを持ち込み、高見から渋谷の谷を見下ろすなど様々な角度からのぞき見していた。タモリさんと久保田アナウンサーがちょいと掛け合い風なノリで我々が入ることが出来ない処をあちらこちらと紹介する番組だった・・。■当欄で何度か紹介の三菱食品(7451)が1月高値2741円をトップとした2700円台の上値ネックライン突破に一時あと2円と迫った。新たな相場入りへ、2700円絡みから打診買いしたい。●セブン&アイ(3382)も飛び出し期待し買い注目。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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