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2012/08/27

◆8月最終週、リーマン・ショックから4年目の残暑厳しいなか、日経平均は小反発した。前週末、欧州株が小反発し、米国株は5日ぶりに急反発したことから、東京でも買い先行で始動したが、TOPIXは小幅続落で終了。前週末急伸したガス・電力が急反落し、金融、素材・資源関連が下げ、輸出関連も値下がりが多く、内需関連の一角を中心に8業種が上げるにとどまった。中国・上海総合指数が悪役となった。

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◆前週末の米国株高の主因はこれまでと同様に「金融緩和」期待だ。バーナンキFRB議長が下院委員会に提出した書簡で追加金融緩和への期待が高まった、という。しかし、前週末そろって下げたアジア株はきょうも急落し、東京市場の重しとなった。中国経済の回復の兆しが見えないなか、続落基調にあった上海総合指数がこの日も軟調に終始。終値は前週末比36.40ポイント安の2055.71と続急落し、2009年2月(リーマン・ショック後の最安値)以来3年半ぶり安値となったのだ。

◆欧米では、ドイツがなかなか首をたてに振らず、南欧諸国の債務問題解決はみえないまま、米国では景気回復を「確かなものにするため、金融緩和を!」の大合唱。緩和の動きが見えたといって強気し、後退したといい失望する・・。その間を強気、弱気の投資家が行き交う・・。東京市場では、この日の出来高は11億株を若干割り込み、昨年大納会前日の12月29日以来の低水準・・。さすがに、●ショーボンド(1414)も前週末にホールディング・カンパニー化後の最高値を連日で更新したとあって、小反落した。しかし、今月1日安値2316円からでも前日高値2687円まで16%上昇した。ここからは「利益確定売り」したい。●また、当欄で少ない輸出関連株の一角を占めるシスメックス(6869)は前号で「ウォッチング継続」とした。この日は180円高の3725円まであり、8日の株式分割落ち分修正後最高値3600円を一気にクリア!見ている間に上値を追っていく感じがする。買いはせめて13週線まで突っ込んだ後としたいが、追いつかない?その時はまた、別の銘柄でよい。●シスメックと同様に独自の世界的ビジネス展開するウェザニュズ(4825)は続落したが、09年11月安値926円からの上昇基調にある。ここから、「買い」というには一息かふた息ついて欲しいものだが、新たな動きが表面化しないとなれば、現在は、「利益確定売り」すべきであろう。もっとも、海外投資家は全く違った物差しで「買い」の旗を振っているかもしれないが・・。●また、マクドナルド(2702)は短期線沿いに上値が切り下がっており、当欄は「利益確定売り」、買いは52週線にタッチはしても、若干割り込むくらいでとどまり続けた場合、打診買いをしたいと思い返した。すんなり、52週線を割り込み、下げが急となった時は「売却」することで様子見を続けることにした。●物語コーポ(3097)は5月高値をクリアし、昨年6月につけた株式分割落ち後高値1560円に向け一歩前進。「食べ放題焼肉店キング」の月次売上高が外食各種・各社中で最も高い伸びのグループにあることが注目ポイント。昨年6月高値更新から上昇ピッチが加速すると期待しているが、さて、どうか・・。月次動向が発表される銘柄は決算動向が読みやすいとは、知友アナリスト。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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