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2010/03/23

◆3連休中に嵐が舞ったが、サクラも開花した。最寄駅へは毎日自転車で往復している。が、今年は、歩いて往復することにした。ピンクがかったサクラのトンネルのなかを歩き、春を愛で、帰りには夜桜を楽しむ日々がしばらく続くことになる。これで、川のせせらぎが残っていれば気分は最高なのだが・・。四国の山村への何十年ぶり帰郷は山桜が散った後になった。

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◆3連休明けのこの日、日経平均は前週末比50円安の1万774円と反落した。2009年度期末を控え模様眺め見気分は強く薄商いが続き、日経平均の日中値幅はわずかに51円と連日の50円強の小動きにとどまった。21日に米医療保険改革法案が議会を通過、オバマ大統領の署名で成立へ。不透明感が消え22日のNYダウはヘルスケア株が牽引、前の日に9日ぶりにひと息入れたこともあって反発した。東京市場では、対ドルで90円台前半ともみ合う動きとなり、輸出株は堅調に推移したものの、内需不振を背景に内需セクターが反落し足を引っ張った。そんななか、新興市場はジャスダック平均株価が12連騰、東証マザーズ指数は3%弱の大幅高で6日続伸し、大証ヘラクレス指数も続急伸し12連騰・・と様子見気分の強い1部市場とは逆に、目先資金が流入、動きは一段と活発化している。

◆東芝(6502)が連休中の相次ぐ原発関連ニュース報道を背景に買いが先行、4日続伸した。が、先の長い話だ。20日付の読売新聞朝刊や21日の日経新聞が「2030年までに少なくとも原子力発電を新たに14基増設し、現在60%台の稼働率を90%にまで引き上げることなどを柱とした国の「エネルギー基本計画」の経産省原案が明らかになった」と報じたもの。原発建設そのものに長い時間が必要であり、きょうあしたの話ではないのに、東芝の足元株式需給は、厳しい。52週移動平均線に沿った上昇基調を維持していることは長期期待材料だが、1月戻り高値後の下落場面での信用買い残株数が大幅に増加したことが上値の重しとなるうえ、月足チャートは昨年10月の戻り高値時にも24カ月移動平均線を上抜くことなく、今年1月も月末終値ではクリアならず、24カ月線が上値ネックラインとなっている。当面は、戻り売りを先行させるべきであろう。●原子炉材の世界トップ日製鋼(5631)も1月の三角保ち合い上放れに失敗し、上値は重い。そんななかでは、原発関連の材料思惑株として定評のある木村化工機(6378)の動向が注目される。同社株が思惑買いで値を飛ばした時に、東芝や日製鋼が活況裏に上値ネックラインを取っ払う勢いがあるならば、注目してもいいが、そうでない場合は上昇途上で失速の恐れが大と見るべきであろう。

◆新興市場では、2月中旬に失速した時価総額上位の楽天(4755)は、日足ベースでは75日線に上値を抑えられる展開が続いている。きょうも75週線をクリアし切れなかった。が、一方、少し眺めの週足ベースでは、2月の失速後に中期相場を占う26週移動平均線に沿った下値切り上げチャートを描いており、この26週線がらみ水準は押し目買い場と見ている。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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