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2007/01/05

◆NY原油の連続大幅下落からNY金、LME非鉄、シカゴ穀物・・など国際商品市況が大幅続落。世界の短期マネー変調懸念に加え円安が一服、おまけに新日鉄(5401)が連日で大幅下落(年明け2日間で12月29日の昨年来高値691円からこの日安値618円まで10.6%下落!)した。結果、日経平均は前日の上げ分の倍超の大幅下落となった。トヨタ自(7203)が「米国でハイブリッド車の販売が失速」と伝えられ急反落したことも嫌気された。つれて、昨年最終コーナーを先頭争いしていたキヤノン(7751)、武田(4502)株など主力株も利益確定売りを浴びた。■短期的には調整が欲しいところだった。「春には日経平均2万円」と強気の言葉が踊ったとたんの下げだから、良しとしなくては。とはいえ、2週あるいは3週連続日経平均下落となった場合は、中期的な相場展望の悪化も想定に入れておかねばならない。

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◆日立(6501)が前日の原発関連ニュースにより5日続伸、東芝(6502)は連日の日経新聞による原発関連ニュース報道の結果、3日連続高となった。ただし、日足ベースでは、ともに高値圏での寄り引け同値に近い格好となっており、ここは強気しにくい。●なかで、本欄は<東芝をここから中長期注目銘柄>としたい。日立と違い事業の集中と選択で先行しているうえ、テクニカル面が極めて良くなってきた。昨年1月以来800円台前半が上値ネックラインとなってきたが、下値は52週線に下支えられ上昇している。新日鉄が05年9月〜06年8月までボックス相場が続いてきた時の動きとよく似ているのだ。●また、筆者が公式に年間注目株とした東芝プラシス(1983)は昨年12月18日以降、上値が重い展開となっているが、月足では02年11月の179円をバブル崩壊後の二番底とした長期上昇基調が継続しており、24カ月線を下支えとする上昇基調は不変とみている。52週線の677円を下限と見てここからの下げ場面で拾っていきたい。

◆日水(1332)が味の素(2802)や日清食品(2897)などの食品株人気に乗り、全面安商状のなかを続急伸。一時37円高の750円まで買われ16年4カ月ぶり高値をつける場面があった。世界魚戦争に先行している食品関連人気銘柄の一環として買いが進んでいるもの。昨年9月以降の上値ネックラインを突破したことで新たな上昇相場入りが期待できそうだ。ただ、全般安につれ高値波乱も予想されるため突っ込み買いしたい。●冷凍食品の加ト吉(2873)が3日続伸し昨年9月15日以来の4ケタ台を回復した。同社も「世界の水産ビジネスの鍵を握る中国で活躍している」。1990年代半ばから中国に進出しており、今では、「2万人の労働者を15人の幹部社員で管理するノウハウがある」といわれているという。株式需給面では、外国人保有株比率が05年3月期末9.8%から06年3月期は13.0%に、そして06年9月中間期末には20.1%と急上昇中であり、投信の持ち株比率も06年3月期末3.2%が06年9月末に6.5%と倍増している。ここから中期買い銘柄とする。

◆韓国社と資本・業務提携してのオンラインゲーム進出で大変身期待はコムシード(3739・名セ)。きょうは出来高も増加し反発した。10万円までは「強気の買い」。 

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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