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2004/04/20

◆20日、寄り前の外資系証券の注文状況が1530万株の売り越しとなったものの、銀行株からハイテク主力株まで幅広く買いが先行。UFJHD(8307)以下金融庁の銀行調査報告は月末にかけ発表されるようだが、アナリストによって強弱見解が分かれる。白黒はよくわからないが株価水準が水準だけに注意は必要だ。一方、主力ハイテク株、精密株、自動車関連株はここまで調整気味に推移してきた。しかし、きょう、液晶技術を軸とした戦略でデジタル家電時代の一方の旗手となりつつあるシャープ(6753)が大幅高し一気に1月高値を更新するとともに、2000年6月以来の2000円相場に突入した。主力株の出番が到来したと考えてよさそうだ。同社株の上場来高値は99年12月の2675円だが、当時の予想1株利益は25円に過ぎない。今期予想67円からPER40倍に買えば高値更新となる。◎関連小型株ではDVD関連で業績急回復、出遅れ感著しいオリジン電気(6513)のこのもたつき場面を拾いたい。

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◆市場はきょう引け後発表の東京製鐵(5423)の決算発表に驚いた。今期経常利益は予想をはるか上回る圧倒的な続伸見通し。鉄鋼関連株は好材料出尽くしではなく、新たなスタートと見たいがいかがか?引き続き合同製鐵(5410)の反騰に期待。◎業績続伸見通しでPER割安・好チャート株のフジクラ(5803)とバイオベンチャー株人気のなか出遅れ株のメディビック(2369・マザーズ)を時価から積極買いしたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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