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2015/04/02

◆日経平均株価は前日比277円95銭(1.5%)高の1万9312円79銭と3日ぶり反発した。3月23日に2000年4月以来ほぼ15年ぶり高値を付けた後は、期末絡みの利益確定売りや海外投資家の裁定解消売りに伴う下落もあって前日まで調整色を強めていた。しかし、前日発表の米景気指標軟調からNYダウは続落したものの、円高は限定的となり、先行きの国内景気堅調との見方から、朝方から買いが先行。後場14時過ぎには400円弱高まであった。業種別株価指数は唯一鉱業が0.77%の続落となったが32業種が上昇した。鉱業については、NY原油先物は前日に反発したが先行きは読みにくいとの指摘もあった。景気の先行き期待から銀行などの金融や通信、不動産など内需中心に幅広い業種が買われた。■週足ベースで着実に下値を切り上げているのが2020東京オリンピック大会決定に沸いた建設セクター。11年3月東日本大震災の後、株価は助走に入り、12年秋から上昇基調を加速、●大成建(1801)は2月に96年7月以来の高値720円を付け、大林組(1802)が3月に07年2月以来の高値834円、●清水建(1803)は昨年8月につけた06年以来高値882円に対し今年2月872円まで戻し、●鹿島(1812)は3月に高値585円と07年5月以来の高値となり、いずれも中長期線沿いの着実な上昇基調にある。上昇基調が途切れるまで、13週、26週の中期線、全般波乱時は長期線の52週移動平均線接近から拾っていきたい。

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◆当欄注目株のひとつOLC(4661)が183円高の9284円と続伸。一時9494円まであった。3月分割落ち後は利益確定売りが優勢となっていたが、前日引け後に発表した14年度東京ディズニーランド(TDL)と東京ディズニーシー(TDS)の合計入場者数は1983年TDL開業以来で最高だった。今15年3月期は減収減益見通しとした同社業績予想だが、上振れするとの期待感が高まったようだ。2パーク合計入園者数は訪日外国人客増もあり、前年比0.3%増の3137.1万人となり上期決算発表時予想の3040万人から上振れた。季節の特別イベントが好評だったほか、映画「アナと雪の女王」をテーマにしたイベントが予想を上回る集客効果となった。13年度に開園30周年記念イベント効果で大幅に増加した反動から今期減少予想と慎重スタートだった。同社だけでなく、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ・大阪市)も最高を更新し、主要テーマパーク・遊園地各社の約8割が14年度入場者数増だった。●本多通信工業(6826)は続伸し3月23日以来の1400円台回復。昨年11月に7年8ヵ月ぶりに1500円台乗せした後は高値圏でのもみ合いが続いているが、14年3月期から収益拡大期入りし、前15年3月期は7.9%の増収、経常益は48.7%増の14.5億円と5期大幅増益予想とあり、割安感が強いことからもう一段上の相場が期待できそうだ。同社はコネクタ専業。多品種少量生産品が多く、通信インフラ向けに強みを持つ。大和証券では今週の投資情報レポートで、今後は車載用コネクタの成長期待が高いと指摘。「後方確認用カメラ向けは運転支援機能の広がりを受け搭載車種が増加傾向にあり、特に北米で拡大しているが、米国では18年から新車への後方確認カメラ装置設置が義務付けられるとし、さらに、設置は後方から全方位へ拡大する可能性も指摘できる」とし、参考銘柄にピックアップしている。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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