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2015/01/23

◆23日の東京株式市場で日経平均株価は前日比182円75銭(1.85%)高の1万7511円75銭と続伸し、昨年12月29日以来ほぼ4週間ぶりに1万5000円台を回復。TOPIXは3日ぶりに反発し、1月5日大発会以来の1400ポイント台を回復した。欧州中央銀行(ECB)が22日に初の量的金融緩和策を導入したことを受け、世界的な金融余剰状況が続くとの見方が拡がり、欧州株は5連騰、米国株は4連騰した。ユーロは対ドルで2003年9月以来の安値に下落、対円では134円前半と3ヵ月ぶり安値に大幅下落した。東証でも流動性拡大期待の買いが広がり、朝方から買いが先行。日経225銘柄では81%の、全銘柄では71%の銘柄が上昇し騰落レシオは100.1ポイントと1月5日大発会以来の100台を回復! もっとも、日経平均は1万7500円台前半〜1万7400円台央間を6度も往来・・するにとどまり不完全燃焼感が残った。1部市場の出来高は20億8434万株と前日比1億1326万株の増加にとどまり、5日連続で20億株を挟んだ低水準とあって、方向感は読めず上昇相場を語るには苦しい水準・・。週明けの相場が上下どちらに振れるのか?は、今夜の欧米株式・金融市場動向次第であることに変わりはなさそう。その先は案ずるよりも・・・。

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◆業種別株価指数は値上がり27業種、値下がり6業種と3日ぶりに勝ち越し。値上がり率1位には4.71%高と突出高で3日ぶり急反発した保険が入った。東京海上(8766)が3日ぶりに大幅反発し昨年大納会以来の4000円台を回復。MS&AD(8725)、NKSJHD(8630)や生命保険大手の第一生命(8750)・・も大幅反発。前日に20年、30年物など超長期国債などの利回りが急上昇したことを受け、資金運用環境の改善を期待した買いが流入したという。2位非鉄金属3.15%、3位鉄鋼2.28%、4位鉱業1.66%、6位非鉄金属1.63%、7位卸売1.57%高・・と金融余剰状況を背景に市況上昇期待に後押しされた業種群が続いた。■一方、連日の値下がり率1位はゴム製品で1.09%の反動続落。2位水産・農林業0.88%、3位医薬品0.78%、4位サービス、5位食料品0.15%安と内需関連が続いた。なお、輸出関連は円が対ドル、ユーロで上げ下げが分かれたことから5位精密機器1.65%、9位電気機器、10位機械1.47%高と二番手グループにとどまった。

◆そんななか、●日電産(6594)は一時、7712円と前日高値8132円から大幅続落場面があったが、終値では49円高の8047円と反発に転じた。前日に今期営業利益予想を1050億円から前期比3割増の1100億円と増額修正した。ただ、市場予想の1143億円に届かなかったとし、手持株を減らした機関投資家がいたとの報道があった。当欄ウォッチの銘柄であり、永守重信社長の健在中は、12年秋以来の株価の長期上昇基調は不変と当欄では引き続き期待!●初の3000円台乗せとなった西武HD(9024)はHD化後最高値で大きな上ヒゲを引いた週足で終わり、いったん、調整場面が必至の週足チャートとなった。が、こからの調整場面?で買い場を探したい。詳細は次回に・・。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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