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2014/12/29

◆29日、2014年相場の大納会を明日に控えた、週明けのこの日、日経平均株価は前週末比89円12円安の1万7729円84銭と反落した。前週末の欧州市場はクリスマス連休で休みだが、米国市場では年末商戦堅調を受けNYダウが13年3月以降では最長の7連騰、ナスダック指数は2000年3月以来の水準に上昇。東京外為市場では円が対ドルで続落展開で始動したことから、朝方から買いが先行した。ただ、昼頃に厚生省が「西アフリカから帰国した男性にエボラ出血熱に感染した疑いあり」と発表したことから嫌気売りが広がり、新年を控えた換金売り売りも出た模様で急失速、13時20分過ぎには1万7500円台前半まで下げ幅を拡大する場面があった。ただ、その後は、新年相場期待の買いも入り下げ幅を縮小した。なお、29日のギリシャの3回目となる大統領選挙の結果を警戒するとの指摘もあった。■業種別株価指数は23業種が下落し10業種が上昇した。値下がり率1位となったのは石油・石炭で1.21%の3日続落。26日のNY原油先物価格が1バレル=54.73ドルで終了。5週連続下落となり、約5年ぶり安値となった18日以来の安値となったことが嫌気された。2位不動産0.86%の反落、3位鉱業はNY原油安から0.81%安と4日続落。4位紙パルプ0.75%、5位金属製品0.70%安。また、円が対ユーロで続伸し、午後には対ドルで円高に転じる場面がったあったことから、6位ゴム製品、8位輸送用機器、10位精密機器などと輸出関連セクターはそろって下落に転じた。 一方、値上がり10業種は、上位5業種が内需関連、1位水産・農林業1.29%高、2位ガス・電気0.91%、3位小売0.75%、4位は受注好調を背景に堅調展開が続く建設で0.57%高、5位陸運0.49%。そして、6位の保険を挟み、7位卸売、8位鉄鋼、9位非鉄金属と資源・素材関連が続き、10位は化学が0.16%高で入った。

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◆「スマホがドアの鍵」になる!?ソニー(6758)が小幅ながら3日ぶりに反発。朝方に小幅高で始動、全般安場面では下げに転じたが切り返し4日連続の2500円台後半と17日安値からは250円超上でもみ合い、5日に付けた11年4月以来3年8ヵ月ぶり高値となる2696.5を射程圏に捉えている。28日のNHKニュースWEBでは、「スマートフォンをドアなどの鍵として使うスマートロックと呼ばれる事業に大手企業が来年から相次いで新たに参入する見通し。スマフォの新しい使い方として利用が広がるか?注目されそうだ」と報じた。スマホの情報をドアで読みとるようにして鍵として使う仕組みで、スマホの急速な普及を背景に各社が開発を進めている・・と伝えており、新たなスマホ活用法として期待された?「ソニーは、従来のドアの内側にある鍵の上からかぶせるだけで、スマートフォンの情報を読み取れる機器などを開発し、アメリカの投資ファンドと共同で設立した新会社で来年5月からサービスを始めることにしています。」とも報じていた。「スマホで鍵」、流行そうだがさて・・。●JR東海(9022)がこの日、12年9月の株式分割落ち後の最高値1万8525円を付けた。2027年開業を目指すリニア中央新幹線東京ー名古屋間の料金は現在の新幹線の同料金に7000円プラスするだけという。どちらに乗りたい?先にパッと開いた建設セクターなどリニア関連株は新年、工事関連報道とともに、改めて注目されることになりそうだ。以前にも記した関連銘柄など、正月休みは研究が欠かせない。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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