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2006/10/19

◆18日、米国株が反落した。アジア主要市場で上昇したのはシンガポール市場だけ。日本市場では、3新興市場と東証2部株指数が続伸したが、東証1部市場では指数はほとんどが反落した。しかし、値上がり銘柄数は1000を超え、値下がり銘柄数は500台半ばにとどまった。直近では先物取引に絡んだ動きが中心となっているが、先物の動きにかかわりのない非日経平均銘柄は堅調だったということだ。そして、ジャスダック、マザーズの2市場の売買代金は1000億円を越えた。ヘラクレス市場を含めいずれも値上がり銘柄数が値下がり数を大きく上回った。新興市場の象徴であり、市場体温計でもある楽天(4755・ジャス)は連日でストップ高の終値となり、なお、ストップ高カイ気配で6283株の買いを残した。楽天は前回、7月安値後、8月17日戻り高値まで49%反発したが、75日移動平均線を瞬間上抜いたところで戻り一杯となった。今回は10月12日年初来安値3万6900円からこの日の高値引け5万300円まで36%の戻りだ。5万4300円にある75日線超えが目先のポイントか。そして、時間的には、明日の終値ではなく、週明けの寄り付き以降の動向がポイントとなろう。もっとも、最安値圏から若干反発したに過ぎない。強弱は対立しており、上げ下げが大きくなるのは当然だ。要は、上昇トレンドに移ったのか、それとも下降トレンドは依然終っていないのかが最大のポイントということになる。ただ、そのことが判明するのは、今後二番底を打った後とか、チャート好転が鮮明化した後になる。■1部市場で悪役とされたのは午後に9月中間決算を発表したHOYA(7741)。2ケタ営業増益ながら、上値が重く伸び悩んだため失望売りが膨らんだとされ、液晶部材の先行きを懸念した売りが出たと後講釈された。ただ、発表のタイミングが悪かったともいえる。主力株買いがここまで先行してきたことから、好材料出尽くし感に繋がったのだ。そして、前日、本欄で記したように投資資金はここまで叩かれ尽くした、値動きの軽い新興市場でのリバウンド取りに殺到している。

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◆この日の某サイトに発表した注目株は、前場央が不動産流動化、不動産ファンド運営のリサパートナーズ(8924)と後場央は総合設備会社の東芝プラント(1983)。リサは、「5カ月ぶり200日線への上方カイ離を回復。年30%超の利益拡大が続く」。東芝プラントは「8月高値及び200日線突破から一段上の相場を期待。割安感が強く妙味」ありとした。●また、4月上場の不動産流動化事業を展開するアトリウム(8993・ジャス)の8月中間連結決算は大幅増収増益で着地した。通期計画は8月末に増額修正済みでもちろん3割の増収増益見通しにある。株価は三角保ち合いが煮詰まっており、上放れが期待できる水準で上昇発進のタイミングを探っているところだ。8月31日の4060円戻り高値更新がGOサインと見ている。

◆三井造(7003)が1月大発会高値459円に一時あと13円まで迫った。高値突破できるか、引き続き注目したい。■住友チタ(5626)、東邦チタ(5727)の世界的チタンスポンジメーカーは、航空機需要など需要崎を拡大してきたが、究極の需要先である自動車への本格搭載がいわれ始めた。となれば、もう一度目標株価を算定し必要がある!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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