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2011/01/18

◆日経平均は前日比16円高の1万518円と小幅に続伸。17日の海外市場では、米国市場がキング牧師デーで休場。欧州では、ユーロ圏財務相会合でドイツが欧州債務への支援制度拡充について結論は持ち越しとの見方をとったことで、従来の強硬姿勢を和らげるとの観測が後退。ユーロが対ドルで軟化した。一方、米国ではアップルのスティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)が休養を表明。これを嫌気し、ソフトバンク(9984)、フォスター(6794)など直近人気となったiPhnone関連株が売られた。また、資源価格上昇が鉄鋼大手の収益を圧迫と報じられた新日鉄(5401)など鉄鋼株が下げた。逆に、「OPEC(石油輸出国機構)月報が、2011年の世界の原油需要見通しを引き上げた」と伝わったことから、国際石開帝石(1605)など資源開発関連、日揮(1963)など石油プラント関連が上昇。明暗は分かれたが、物色意欲は依然強い。

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◆当欄銘柄で、上昇基調がなおも続いており、昨年来高値を更新したのは、電気自動車用リチウムイオン電池向けニッケル系の正極材が注目されてきた戸田工(4100)。この日は943円まで上げ、09年高値972円を射程圏内に捉え始めた。26週移動平均線、52週線沿いにきっちりと上昇してきた相場になお、期待したい。最後に4ケタ台を着けたのは1996年1月のことだ。●スクリーン(7735)は713円高値引け。3日連続で昨年来高値を更新し、8月27日安値366円を二番底とした中勢上昇第2波動が続いている。あまりにも順調すぎるのが怖い。ちょっとしたきっかけで、短期急反落も予想される。が、大崩れまでは、まだ、700円台だといいつつ強気を持続したい。筆者が証券時代は4ケタ常連銘柄だった。微細描画に強い伝統は、最先端半導体回路向け半導体洗浄装置の精度を高める技術につながっており、これから大輪の花が咲くところ!?

◆一方、マクドナルド(2702)はきょう現在2015円にある200日線を割り込んでの推移が続いている。ただ、1986円にある52週線は割り込んでいない。09年3月以来、概ね52週線が最終的な下値関門となって、ここまで上昇基調を続けてきた。中長期買い推奨理由はこれまで何度も記してきた通り。ここは、08年高値に敬意を表しての調整機関中との見方を変えないでよいとみる。ただし、52週線とのマイナスかい離が5%を超え始めた時は、いったん、見切り売りをする必要があろう。昨年8月や安値1905円前後が思案橋だ。●2月頃がインフルエンザのピークとの報道があった。臨床検査薬大手の栄研化(4549)はいったん、同社第2位株主である大塚HD(4578)の株式新規公開価格を見て、900円絡みは「売り」とした。が、その後、4ケタ乗せ。現在は、一服しているところだが、インフルエンザの発生状況次第で4ケタ相場が期待できそうだ。●また、首都高速など高速道路の中でも、橋梁部分の補強工事が先行き追いつかないほど劣化が進んでいるという。ショーボンドHD(1414)は耐震補強工事が好調というが、こちらもより切実な状況にある。きょう、200日線を3カ月ぶりに回復してきた。52週線も昨年10月初め以来のプラスかい離率となってきた。HD化後は2000円前後が上値の壁となってきたが、新たな相場を期待し、買いウォッチングを開始。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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