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2009/06/10

◆10日、気象庁は関東甲信、北陸、東北南部が梅雨入りしたもようだと発表した。平年よりも2日遅く、昨年よりも12日遅いという。ただ、先月後半から空気の湿りを感じており、かばんの中に折りたたみの傘を入れての通勤が続いていたから、今頃、梅雨入り宣言?といった感もある。一方、株式市場はといえば、もうそろそろ高値波乱があっても不思議ないとの思いが強まるなか、この日の日経平均株価は急反発。前日比204円高の9991円高値引けで1万円に肉薄!!と晴れ模様。9日のNYダウは小反落。朝方発表された4月機械受注が予想を裏切り前月比マイナスとなったが、前日に内閣府が発表した4月景気動向指数で、現状の動向を表す一致指数が11カ月ぶりに前月比1%改善したことを重要視、景気回復期待感が広がり、引けにかけ次第高となった。

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◆日経平均は3月10日のバブル後最安値(終値ベース)から着実に上値を追ってきた。5月27日に200日移動平均線を回復し、今週に入り52週線を上抜いた。もちろん、個別銘柄でも3月もしくは昨年10月安値から上昇基調を刻み、200日線、52週線を回復し、上昇基調入りが鮮明化している銘柄は多い。結果、25日平均騰落レシオは135.32%と8日のピークに迫り警戒ランプが点滅が続く。が、日経平均の25日線とのプラスかい離は5.5%と極端なレベルではない。ただ、12日の先物・オプションのSQ(特別清算指数)算出日に対する売り買い工作の結果で急騰しているとなれば、週明けは波乱が予想される。といっても、相場が熱狂のうちに急騰する場面がないままの、天井うちはなさそうだ。海外要因の波乱はありうるが・。

◆大同特鋼(5471)が一時454円まで買われるなど3日ぶりに反発した。5日に、日経新聞朝刊が、「発電効率の高い集光型太陽光発電システムを6月にも量産する」と報じたことから、買い気配で始まり488円の年初来高値を付け、昨年10月の急落中に付けた水準まで戻した。株価は、2月に付けた2004年2月以来5年ぶり安値201円からの6週移動平均線沿いの上昇基調が続いている。5日現在の貸借倍率は0.51倍と大幅売り長。売り残株数は543万株と過去6カ月で最高と需給面も良い。野村証券では5日付けで、「今回の報道はほぼ事実」とし、投資判断「1」(強気)を継続した。

◆筆者のマウンテンバイクは1987年にブームになった時に買ったもの。20年を超えたが、タイヤ交換したくらいで原型のまま、今も、通勤用で駅までの往復に使っているほか、毎週日曜日には雨が降らない限り、片道10数キロの道をマウンテンバイクで通っている。当欄が大型の自転車専門店をチェーン展開するあさひ(3333)を推奨しはじめたのは昨年7月頃から。きょう一時2380円まで買われ、1月5日大発会の株式分割落ち後高値2360円を5カ月ぶりに更新した。ただ、3月安値1570円から51%高しての高値更新だけに、その後、失速した。それでも今2010年2月期単独業績は、売上高から純利益までそろって過去最高更新見通しにあり、予想PER19倍台に割高感は乏しい。6週線沿いの上昇基調が続いている。当面はウォッチングを続け、値動きをチェックしつつ、買い場を探したい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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