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2009/02/24

◆24日、日経平均は107円60銭安の7268円56銭と3日続落。TOPIXは5.00ポイント安の730.28と13日連続安となった。23日の米国株はNYダウが3日続落し250ドルの7114ドルと大幅安し、1997年5月以来11年9カ月ぶり安値となり、欧州株も6年ぶり安値となるなど下値不安が高まり、売りが先行した。■日経平均は7155円まで下げ、昨年10月28日以来の安値を付け、10月27日終値のバブル後最安値7162円を瞬間割り込む場面もあった。TOPIXは前日に続き1983年12月以来25年2カ月ぶり安値を更新した。デイリーでは5%を超えるパニック的な大幅安がないまま、ジリジリ安値水準を割り込む展開でここまで下げてきた。これでは、何処まで下げるのかがさっぱり読めない。もしかすると、この先に、大きく沈みこむ滝が待ち受けているのかとの恐怖心も湧いてくる。

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◆前日、中国などアジアの鉄道インフラ整備にからみ急伸した東洋電(6505)は5日ぶりに反落したが、前号でぼやいた日信号(6741)は5円高で寄り付いた後、一時45円高の470円まで買われる場面があり455円引けとなった。5日ぶりの反騰だが、4日間で下げた穴を埋めたわけではなく、戻りを試す動きに期待したい。コスモ証券では17日付けのリポートで、「今2009年3月期連結業績見通しは減額修正されたが、来期は新信号システムの出荷本格化が収益のけん引役になる見通し。鉄道信号の需要は堅調」だと指摘、投資判断を5段階中の2位「B+」(やや強気)を継続している。■また、鉄道車両での海外実績がある川重(7012)、日車両(7102)、近畿車輛 (7122)、リチウムイオン電池自動車関連で期待の日立系電池メーカー新神戸電(6934) はハイブリット鉄道車両向けも期待される。400円前後はPBR1倍割れ水準でもある。押し目を拾いたい。

◆太陽電池関連株ではエヌピーシー(6255)が75日移動平均線にタッチしたところで下げ止まり、反発の構え?300円高の4480円と続急騰。4694円にある200日線に挑む構えだ。関連株で人気一番は、「個人投資家好み」株と形容される三晃金(1972)にある。この日は、一時13円安の198円までみた後、買いが買いを呼ぶ展開となり274円まであって27%高の269円引けで、東証1部上昇率トップとなった。

◆二階俊博経済産業相が24日閣議後の会見で、「一般家庭などの太陽光による余剰電力を10年間は電力会社に通常の2倍の価格で買い取らせる新制度を導入する」と発表したことが追い風。発言し放しではなく、実現に向け知恵を絞り動いてしてくれかは疑問だが、三晃金は太陽光屋根システムを手掛けていることから買いが広がった。ただ、シャープ (6753)は12円高と小幅続伸したものの、筆者期待のカネカ(4118)など幅広く買われたわけではない。あす以降も買いエネルギー続くかが注目点。

◆介護関連株では引き続き業界トップのニチイ学館(9792)が下値を切り上げる好チャートで1500円台固めを開始。25日に1625円まで下がってくる週足ベースの一目均衡表「雲」上限突破なら2000円台回復も見えてくる。メッセージ(2400) 以下の押し目買いを継続。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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