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2009/08/13

◆日経平均は82円高の1万517円と反発、前日の下げ分の半分超を回復した。12日午後発表のFOMC(米連邦公開市場委員会)の声明文で、景気は底打ちしたとの認識に改善され、一方では、長期にわたる金融緩和を継続するとの見通しを示したこともあり、NYダウは発表直後に急騰、引け前に上げ幅を縮小したものの急反発で終った。加えて、東京外為市場でやや円安に振れたこともあり、輸出関連株が上昇。NY原油先物が5日ぶりに反発するなど商品市況が上昇したこともあり資源エネルギー株も好人気となった。■14日はオプションSQ算出日、ここまで1部市場で買い越しを続けた海外勢の動きが注目される。また、FOMC後に買い上がった米国市場の12日の動きも注目される。米国株はここからバブリー化していくか?

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◆前日紹介の「正露丸」の大幸薬品(4574)が急反発、一時135円高の2840円まで買われ分割落ち後の高値を更新した。前号で記したように、同社の注目ポイントが、先に新型インフルエンザの流行を背景とし増額修正したことであり、この日のダイワボウ(3107)などインフルエンザ関連株人気に乗ったもの。ただ、同社株は上昇ピッチが急で、押し目狙いとせざるを得ないところが泣き処。長期かつ大幅上昇とあって、いったん、方向が逆向きに変わった時には、押し目買いは高リスクになってしまうのだが・・。

◆また、朝日インテック(7747・ジャス)も一時158円高の1388円まで急騰するなど大幅続伸した。ここからは手が出にくい。様子を見るとするか。同社は狭心症や心筋梗塞治療用のPTCAガイドワイヤーで国内トップ。11日に発表した今10年6月期連結営業利益予想が25%増の22億2900万円と連続増収大幅増益予想で、1株利益予想は89.3円だ。きょうの終値でも予想PERは14倍台にとどまる。昨年10月に174円の上場来安値という地獄を見た後の復活劇だけに中途半端では終るはずはないとの思いがある。やはり「地獄を見る前の株価水準2000円台以上が長期目標となる。が、当面は、1000円台後半を標的としたい」との姿勢は変えないでおこう。

◆東芝プラント(1983)が1236円まで切り返し、07年8月高値1249円突破から1993年6月以来の1400円台乗せをにらんだ下値切り上げチャートが続く。会社側が弱気な業績見通しを発表しても、上下のブレはあったものの、今年はチャートを壊すほどの動きにはならず、上値を試す動きが続いている。東芝の原子力発電プラント関連株としてもう一段上の相場をにらんだ動きに引き続き注目していこう。

◆トピー工(7231)は10日号で紹介、11日に245円の年初来高値を付け、前日は一服したが、きょうはすかさず切り返すなど、5日移動平均線に沿った上昇基調が続いている。ピッチが早すぎると、全般急落時の下げがきつくなる。25日線に沿っての上昇が理想的なのだが、投資家は知ったことではない?同社株も、今年2月24日につけた数十年ぶり安値126円を大底に上昇基調を強めているチャートの良さが命。割り切た投資が必要だが、新日鉄(5401)との関係が一段と強まっていることが思惑要因か?

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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