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2007/12/26

◆26日、JR東海(9022)が、大幅安した。一時101万円まで売られ05年12月以来2年ぶり安値に沈んだ。同社が前日25日の取締役会で「2025年開業を目指す首都〜中京圏間の中央リニア新幹線の建設を自己負担で進める方針を決めた」ことから、先行きの建設負担の大幅増加による収益圧迫を嫌気した売りが膨らんだもの。しかし、当欄が、今春から紹介してきたリニアモーター関連、立川市「駅なか」関連の兄弟土地持ち会社である、新立川航空機(5996・東2)、立飛企業(8821・東2)は、続伸。昨年11月以降の上昇基調を鮮明化させている。新立川は前日に4200円まで買われ1990年9月以来17年ぶり高値に顔合わせし、立飛企はこの日一時7250円まで買われ、8月につけた90年8月以来17年ぶり高値7500円を射程圏内に捉えた。ただ、リニア線は最短実現でも2025年の話。スムーズに事は運ぶわけはない。両社株とも、飛びつき買いはやめたい。旧村上ファンド関係者が設立しているシンガポール在の投資ファンドが大量保有報告書に名を連ねているが、思いは、目先ではなく、長期戦を視野にした壮大な絵か。長期上昇基調が途絶えない限り、中期的な押し目や短期急落場面を思惑買いしたい。

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◆さて、07年相場もあと2日(実質1日半)を残すばかり。この日、新日鉄(5401)が、695円まで買われ12月3日の戻り高値692円を上抜いた。8月から10月にかけてと同じパターンのチャートとなった。10月時には75日移動平均線を抜ききれず反落した。今回は3日の戻り高値を更新したことで、11月の年初来安値596円を大底に、12月18日の604円を二番底とした上昇基調入りが期待されることになった。●新日鉄株以上に上昇基調入りが鮮明化しているのは、原発人気にも乗れなかった日立(6501)だ。既に、この日852円まで買われ200日移動平均線や52週線を上抜いており、9月18日の年初来安値675円を大底とした上昇基調が本物かどうかを試す時間帯に突入している。「事業の選択と集中」で東芝に大きく遅れ、これといった攻めるポイントは見つけにくい。が、株価は今春から夏にかけてつけた900円台に接近中である。●あるいは先に夏から秋の修羅場を潜り抜けたソニー(6758)などと一緒に、年明け以降も上値を追うことになれば、日経平均株価の1万6000円台、1万7000円台突破も不思議ではなくなるだろう。その時、サブプライムローン関連で売り叩かれた、三菱UFJFG(8306)など銀行株が闇を衝いて上昇し始めれば、新たな上値の線がみえる?

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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