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2013/12/09

◆12月第2週初め、日経平均株価は前週末比350円高1万5650円と大幅に続伸した。前週末と今朝寄り付き比では537円強とさらに大幅だった。前週末の米国市場では、同日に発表された11月雇用統計が全体的に強かったことを受け、(従来は量的緩和が遠ざかるとの見方=弱気に傾いたが)、「量的金融緩和の縮小懸念はあっても、景気は順調に推移しそうだとの観測が強まった」との解説がもっぱらだったという。そして、NYダウは感謝祭明け後6日ぶりにようやく大幅反発。4日ぶりに1.6万ドル台を回復した。加えて、東京外為市場でも円は、海外での円大幅反落を受け対ドル、ユーロで大幅続落発進となり、輸出関連セクターのみならず幅広く買いが広がっていった。■前週末の米国市場では、「強い経済回復により、量的金融緩和策の縮小は克服できるとの空気が膨張、全セクターが上昇した」という。「勝てば官軍」といった先輩たちのご都合主義の「言い」があるが、「強気」と「弱気」が戦うマーケットでは自分に都合の良いように考えたくなるもの・・。個別銘柄でも同じだが、追い風に乗る相場が毎日ある訳ではない。が、中・長期移動平均線が上昇基調にある銘柄からピックアップする当欄は、押しても移動平均線で止まる上昇基調にある間は「押さば買え、噴けば利食え。基本の株数は減らすな」で推奨してきた。もちろん、失敗も多いが、全体ではプラスとなっている。もっとも、天井は売れない。下降トレンドに転じてから売るのを基本としているが・・。

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◆前週末に急伸したことで、5日線が25日線を上抜く「短期線のゴールデン・クロス」があったフォトクリエイト(6075・東マザーズ)がこの日、大幅に3連騰し75日線を上抜いて終了した。同社はスポーツ大会などのイベントにカメラマンを派遣して写真を撮影し、インターネットを通じて販売を行なう。が、11月8日発表の今14年6月期第1四半期(13年7−9月期)連結経常損益が0.5億円の赤字と前年同期から赤字幅が拡大した。そして、同月14日には株価が二番底1755円を付けた。しかし当時、「第1四半期は学校行事やスポーツイベントはもっとも少ない四半期であり、売上高は最も少ない。また、将来への投資期と位置付け経費を増やしていることも恒常的に赤字となっているが、期初計画に対してはオンライン」と、昨年「日本の問屋は永遠なり」を上梓した有賀泰夫アナリストは決算報告のブログで記すなど注目。当欄でもその後、紹介した。7月上場で4260円の高値を付けた後、下げ続けてきた。同社がどう稼ぐか?具体的なイメージが湧かないことから投資に踏み込めなかったことが主因であり、第1四半期の表面的な業績悪もそうだった。ここから、まず、移動平均線と株価の動きをウォッチングしよう。まだ、同社がいかにかせぐか事業がはっきり知られていない、今が株価ウォッチング開始の最適の時だと思うが・・。●3週連続調整も長〜短期線とも上昇基調が続くセブン銀(8410)はセブン&アイHD(3382)とセットで「強気」で臨んでいこう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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