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2010/02/04

◆日経平均は前日比48円安の1万355円と4日ぶりに反落し、TOPIXは3日続落した。米国市場でISM非製造業景況感指数の拡大が予想に届かなかったことや業績が市場予想を下回った製薬会社や家庭用小売などが下げNYダウは反落。NY原油・金・銅や3大穀物など商品先物が下げたことを受け、素材・資源関連株が下落。そして、「プリウス」にリコール問題が広がり業績懸念からトヨタ(7203)が1部売買代金の10.9%を占める大商いで続急落し、グループ株も下落、連日で悪役となった。輸出関連株は海外投資家売りか!ホンダ(7267)が今期最終利益や配当予想を増額し株価が上昇したものの、トヨタとグループ株の下げが大きく輸送用機器セクターは1.5%の下落でTOPIX業種別値下がり率3位となった。電気機器は当欄注目の東芝(6502)が1月15日に戻り高値をつけた後は一本調子の下げとなり、きょうは200日線割れ。週足は今週に26週線を上下そっくり割り込み、410円にある52週線を意識する水準に下げてきた。いや、11月27日安値426円を割り込んでしまえば、昨年2月基点の中期相場が終了する格好になってしまう!その点、スクリーン(7735)は依然、週足、13週線、26週線、52週線が上から順番通り並び今も中勢上昇基調にあることを示唆している。油断は禁物ながら、引き続き、値動きをチェックしていきたい。

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◆前号で、豊田合成(7282)は「当分、様子見以外に手がなさそうだ」と記した。発表された業績予想の増額をリコール懸念が押し倒した格好できょうも100円強下げる場面があった。そして、200日線とのマイナスかい離が広がり、一時、52週線を割り込む場面もあった。ただ、LEDの成長性から、「なお強い関心を持って」52週線を大きく割り込むことがないかどうかを、トヨタの動きとともにウォッチングしていこう。

◆これもまた、前号で記した朝日インテック(7747)だが、前日引け後の今10年6月期上期連結業績予想の増額修正発表を見過ごした。結果、株価は、前日に先取り急騰したことから、好材料出尽くしとばかりに朝方から売りを浴び、大幅反落。しかし、今期予想1株利益113.8円に対しPER14倍台は割安感が強い。短期的にはきょう現在1509円にある26週線を、中・長期的には1200円弱にある52週を割り込まない限り、08年10月の上場来安値174円を基点とした上昇基調は不変と当欄は見ている。

◆3日に49万株強の株式立会外分売実施を発表した岡野バルブ(6492)が4日続伸。1月20日の直近高値を1円だが上抜いた。政府は温暖化ガス25%削減目標に向けたシナリオに原子力発電を考慮していないようだ。が、単に社民党への配慮のためならともかく、本気で、原子力発電なしの25%達成を目指すとなれば、実現不可能か。また、韓国では大統領自らが積極首脳外交で海外原発受注を獲得したが、日本はといえばいかにも、宝の持ち腐れに向かって突き進んでいる。原子炉容器など世界トップの日製鋼(5631)の株価は、1月12日以降の下げで、当面の三角保ち合い上放れに失敗。26週線、52週線も下放れしそうな格好になってきた・・。一方、岡野バルブは52週線に下支えされ、昨年11月以降の上昇基調を継続中。上値関門となっている26週線突破となれば、1000円台乗せ相場が期待できる。そんな週足チャートと読むが・・。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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