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2010/07/23

◆日経平均は前日比210円高の9430円と6日ぶりに急反発した。22日の米国株式市場が急反騰したうえ、この日の東京外為市場で円が対ドルで小反落し、対ユーロで1円強の4日ぶり反落に転じたことから、輸出関連株が上昇し、資源関連株、金融株が好伸。TOPIX全33業種中32業種が上昇する6日ぶりのほぼ全面高商状となった。欧州株は7月ユーロ圏総合景気指数が前月比上昇したことに後押しされ、米国では、6月中古住宅販売が予想ほどは落ち込まなかったうえ、企業の業績予想の増額修正が相次いだことが買い方を勢い付かせ、NYダウは200ドル超の大幅反発で終った。そして、中国をはじめアジア株が全面高したことも追い風となった。■市場筋推計の「外資系証券朝寄り付き前の成行き注文状況」は、2日連続の大幅買い越しとなり、今週20日〜23日合計で2270万株の3週連続買い越しとなった。欧米株高を背景に海外勢が引き続き買い先行で東京市場に参戦し続けるか、逆に、調整高後は売りが先行する展開となるかは、すべて米国市場の動向次第・・のあてにならないというか。情けないというか・・そんな状況が続く?■週明けには、23日の欧州銀行91行のストレステスト(健全性審査)の開示結果を踏まえた相場となる。スペイン、アイルランド、ポルトガルの一部の銀行が不合格になるとのロイターニュースが届いているが、開示されるまでは噂の域だ。ただ、資本増強を指摘される銀行は出てきそうだ。

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◆きのう22日の夜は、数年前まで40年以上にわたって証券教室を運営してきた先輩などと久々に会合を持ったことで、当欄はお休みをいただいた。が、家族旅行以外で、当欄が休刊となったことは6年間で初めてのことでないだろうか。筆者よりひと回り以上先輩でまだ現役の証券営業マンだが、気持ちは若いままだったのでひと安心。その席で話題になったひとつは、「先に、後発医薬品大手の日医工(4541)がフランスの大手医薬品メーカー・サノフィと資本・業務提携した」こと。日医工はフランス社の技術を活用しバイオ医薬品の後発薬を3年後に日本で発売を目指すとしているが、「政府は医療費の削減を目指し、海外と比べ低すぎる後発薬比率引き上げに向けた政策を推進している。海外勢の日本進出を後押しするはずだ。海外から大量の資金が流入し、活気付いている産業・事業は今の日本にはそう多くない。だから、海外から投資資金が流入する後発薬品市場はもっともっと面白くなる」・・と話は盛り上がっていった。そして、日本調剤(3341)などもう一段下げがあり、26週線(きょう現在2977円)に接近したときは、ぜひ買おう・・と意見が一致した。ただ、日調剤の場合、怖いのは、当欄に紹介し始めた頃の2000円前後の水準から6月には4000円台前半と倍化したこと。後発薬大手の沢井薬(4555)、東和薬(4553)も26週線や52週線が下支えする格好にあるが、天井を打った後の相場ほど怖いものはない。今しばらくウォッチングしようとなった。また、調剤薬局組では、アインファマ(9627)も26週線に接近した後、切り返したが、これもウォッチングを続けたいとの結論となった。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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