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2004/04/26

◆外国人投資家の売り越しが続いている。12日〜16日の週に10週間ぶりに814億円の売り越しとなったが、先週も朝方の外資系証券の注文状況が大幅売り越しとなっており、連続売り越しとなった模様。今朝方も売りが先行していた。ドル換算平均株価は現地通貨による上昇率を上回るパフォーマンスをあげているのだから利益確定売りが出ても不思議でない。売り越しの絶対額もそれほど大きくはない。先週末のG7では前回を踏襲しイラク問題を避けたため手掛かり材料にならず。連休を控え全般上値を追う迫力はないものの平均株価は静かに上昇しつつある。市場の関心は本格化する3月決算動向へ向かう。

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◆UFJHD(8307)など主力銀行に対し金融庁が通知した不良債権処理額は市場の予想範囲内にとどまり一連の大騒ぎはひとまず落着。三菱自動車(7211)の再建問題が絡む三菱東京FG(8306)を除き上昇した。これで再建関連企業はひと安心か?三菱自はフラッグ・シップ・カーもなく先細り?というアナリストは多い。

◆日電子(6951)は昨年10月に高性能蓄電装置「キャパシタ」開発で急騰した信用期日が28日迫り再人気化しつつある。◎先週経常利益の増額を発表した同様な材料持ちの指月電機(6994・A)とともに新展開入りが期待できそうだ。■デジタル家電関連は年初来高値更新後反落したが、高千穂電気(2715・A)は今3月期も2ケタ増収増益予想で、PERは13倍。上場来高値のここから中期強気、押し目歓迎で臨みたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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