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2016/02/09

◆日経平均株価は前日比918円86銭(5.40%)安の1万6085円44銭と大幅反落した。前日は5日ぶりに反落したものの、前日に戻りなどまるでなかったかのような、2013年6月13日以来の大幅な下げ幅となった。

 前日の欧洲株は銀行株が急落し信用リスク懸念が高まり、ギリシャ株は一時1990年以降の安値を付け、ドイツDAX指数も6日続落・・・、米国市場で、NYダウは一時400ドル超安場面があり、177ドル強の続落し1月27日以来の1万6000ドル台割れが懸念される水準に後退した・・。

 海外市場での円大幅反発を受け、東京市場では1ドル=114円台と14年11月以来の円高・ドル安水準に振れたことから、輸出採算の悪化など企業業績懸念の売りが膨らんだ。
 従来、円安シーンで買い越していた海外投資家も世界同時株安展開のなかでは一段と伸長な動きとなっており、全33業種とも大幅下落となった。証券・商品が337.27(前日比7.38%安)と6日続落し、1日終値420.88から20%の大幅下落となった。2位銀行は7.36%安と反落、3位海運が7.11%の3日ぶり大幅反落、そして、4位輸送用機器は6.92%の6日続落となった。欧州銀行株安や長期金利が一時マイナス水準まで低下したことも銀行株の下げ足を速めた格好に。

 投資家は底打ちサインが見えない状況とあって手の出しようがない格好だ。東証1部売買代金は3兆556億円。出来高は31億7335万株と前週末以来3日ぶりの30億株超となった。が、東証1部値下がり銘柄数は1904。報道では1997年2月以降で最多という。値上り銘柄は27にとどまり、変わらずは6銘柄・・。

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◆そんななか、オリエンタルランド(4661)は191円高の8000円と続急伸した。8月4日以来半年ぶりの終値8000円台回復だ。もっとも、2日に付けた戻り高値8199円には届かなかった。あすは、海外株式市場の3日ぶり好展開がなければ、売り先行の展開となりそうだ・・。8日に東京ディズニーランドとディズニーシーの入園料値上げを発表している。大人の「ワンデーパスポート」は現行6900円から7400円と500円のアップ!チケット値上げ後の入園者数は、これまで減少傾向は見られなかった。客単価の基本となるチケット価格の弾力性は低く、同社の業績は引き続きポジティブとの見方が勝ったようだ。

 厳しい相場が続く・・。個別で買える相場展開ではないが、自分お気に入りの銘柄を狙って買うにはチャンス。連日で昨年来安値を更新したトヨタ(7203)などとともにウォッチングを続けたい。 

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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