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2013/09/06

◆9月第1週末、日経平均株価は204円安の1万3860円と5日ぶりに急反落した。5日の海外市場では、米国株が3連騰し欧州株も続伸した。しかし、東京市場では前日までの4日間で676円(5.0%)の大幅上昇となり利益確定売りが出やすくなっていたうえ、円が対ドル、ユーロで反発に転じた。加えて、東京市場を押し上げてきた2020年夏季オリンピックの東京開催期待に陰りが生じたことから、利益確定の売りが広がった。 日本時間8日にアルゼンチン・ブエノスアイレスで20年夏季オリンピックの開催都市が決定される予定だが、1964年以来56年ぶり2度目の開催を目指す東京に不安材料が出たことで不動産、建設株を押し下げ、前日まで全般大幅上昇となっていたこともあって、利益確定の売りが広がった。陰りは東電(9501)福島第1原発の汚染水漏れ問題。東京開催を訴えるのには不安材料ではあったが深刻ではなかった。しかし、不利になるとの見方から売り急ぐ動きとなった・・。■この日の業種別株価指数で値下がり率1位となったのは2.30%安の不動産、2位は水産・農林業で2.26%安だった。共通点は何にか?「福島第1原発の汚染水漏れ問題」関連業種ということ。不動産は、20年東京五輪開催となれば56年ぶりの東京改造期待が刺激材料であり、4月高値後は株価の切り返しがそれほど順調でなかったが、それでも、前日は4月高値が射程圏内に入っていた。しかし、この日昼頃、NHKなどが、「韓国政府は6日、東電福島第1原発の汚染水漏れ問題で、福島県など8県からの水産物輸入を全面禁止すると発表した」と報じ、9日から実施すると伝えたことから急失速した。東京での五輪開催に青ランプが消えた?

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◆もっとも、大学受験の浪人時代であった64年東京オリンピックには背を向けていた。放送時間中に唯一見たのはアベベ選手が優勝し、円谷幸吉選手が最後に抜かれて3位となったマラソン。大学映研時代に先輩と一緒に押しかけていった「阿修羅の如く」や「ザ・商社」演出の故・和田勉さんは、「マラソンをテレビで見ること」、「走り続ける選手の顔や足のアップだけをひたすら撮影することが、もっとも、テレビ的なことだ」とおしゃった。が、?・・。数十年が過ぎ、ようやく、「テレビ人間」和田勉さんがおっしゃったテレビ的なこととは、このことではないかと思えるようになった。もっとも、それが当たっているかどうかは?別だが・・。BS255チャンネルは市川崑監督が総監督した「東京オリンピック」を今週連日で放送した。ソ連とのバレー決勝戦が行なわれた駒沢体育館はすぐ近くであり、誰彼が来た時に散歩するコースだが、市川崑監督の「東京オリンピック」は和田勉さんがおっしゃった「テレビ的」ではない無いと思う。よく分からないが・・。●総医研HD(2385)は「疲労」と「イミダペプチド」でテレビ露出度が高まっている。株価は厳しい状況だが、改めてウォッチングを開始する。 

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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