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2010/02/10

◆日経平均は前日比31円高の9963円と小幅ながら5日ぶりに反発した。ギリシャの財政赤字削減に向けた動きが見られたとし9日の欧米株、商品市況、ユーロなどが上昇したことを好感し、買いが先行。素材・資源株や輸出関連株が人気となり、日経平均は1万円台を回復して始動した。ただ、金融関連株が下げ、朝高銘柄で利益確定売りに下げに転じる銘柄が増加、1万円台を維持できず安値引けとなった。

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◆前号では原子力発電関連としてピックアップした東芝(6502)だが、10日付けの日経新聞朝刊が、「フラッシュメモリーの新工場を建設。凍結していた工場建設を再開し、同メモリー最大手の韓国サムスン電子を抜いて世界首位を目指す」と報じたことから、買いが先行した。しかし、9日ぶりの反発ながら、わずかに1円高の420円安値引けで、200日移動平均線回復はならなかった。この報道に、東エレク(8035)や当欄注目のスクリーン(7735)をはじめとした半導体製造装置関連銘柄がそろって好人気となったのとは対照的だ。2月に入って東芝は大商いを伴った急ピッチの下げとなっており、昨秋相場や年末年始相場で買い込んだ海外投資家の売りが出ていると見るのが妥当であろう。遅きに失したが、当分、推奨銘柄から除外、「戻り売り」で対処したい。

◆パナソニック(6752)が9日、3次元(3D)テレビを4月23日から発売すると発表した、立体的な映像が見られる3D対応の50型、54型のプラズマテレビ並びに専用サラウンドスピーカーを発売する。3Dテレビの販売台数は当初月産500台を予定。10日付け日経新聞朝刊では、「ほぼ同時に欧米でも3Dプラズマテレビを発売。12年度には1000万台の販売を目指す。23日には3D対応のブルーレイ・ディスク録再機や再生機も発売する」と報じた。●関連銘柄として3D描写エンジンを主力とするエイチアイ (3846)や1月に「3D映像が見られるフィルターをパソコン向けにも販売、台湾メーカー採用」との報道があった有沢製作(5208)が人気化した。エイチアイは1月に同関連銘柄として急騰劇を演じた後の調整が続いており、結局、大幅安で終ったが、25日線では下げ止まった。一方、有沢製は10%以上上げ、1月急騰時の高値を一時抜いた。足下の大赤字予想、無配転落予想では手を出しにくい。が、パナソニックの3DTV販売計画やこれからの参入発表企業を想定すれば、安値圏にある両社株は思惑買いの対象にはなりそうだ。ウォッチングを開始。

◆昨年12月2日号に買い推奨として紹介し始めた、セルフうどん店「丸亀製麺」を展開するトリドール(3397)が3日続伸。200日移動平均線に急接近した。52週線はクリアしており、昨年8月高値以降の下落基調からの逆襲には200日線回復は必至。8日午前の取引時間中のテレビ東京に栗田貴也社長が出演。大量出店など今後の展開と経営などについて紹介したことが材料視されている?昨年は、王将フード(9936) が何度もテレビ番組で紹介されたうえ、「餃子がおいしい」(筆者)こともあって既存店売上高の2ケタ伸張が続いている。となれば、年間100〜120店舗出店、早期に1000店舗、1000億円を目指すという同社もこれからテレビ番組登場が増え、知名度アップ、既存店売上高伸張となる?11日に17万2000円超となる200日線突破からGO!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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