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2011/08/23

◆日経平均は前日比104円高の8733円と5日ぶり反発。22日に終値としては2009年3月16日以来2年5カ月ぶりの安値をつけたうえ、26日の米バーナンキFRB議長講演を控え、欧米株はまちまちの動きながら「新たな悪材料がなかったこと」が最大の好材料となった。また、8月中国PMI(製造業購買担当者指数)は前月から改善したとの発表もあって、アジア株は前日とは逆に久々に揃って大幅反発したことも後押し。円が対ドルで小安い動きとなったこともあり、直近で大幅に下げてきた輸出関連セクターを筆頭に買い戻す動きが広がった。TOPIX業種別株価指数はその輸出関連を中心に全33業種中28業種が上昇。出来高は20.9億株と2日連続で20億株台を維持した。引き続き高水準の出来高を維持できるかどうかに注目したい。

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◆NYダウは9日に安値1万604ドルを付けた後、17日に1万1529ドルまで戻した。しかし、19日にはまた安値1万801ドルまで下げた。現在は、ここから17日の戻り高値を取りに行くのか、9日の安値を割り込むのかの分岐点にたっているといえる。一方、週足ベースでは、前週にかけ4週連続で合計2150ドル弱の長大週足陰線を引いた。この破断は、下げ幅は小さかったものの5月6日の週から8週間にわたった下げ相場の割れ目から火を噴いたものだともいえる。欧米、新興国など世界の景気後退に対し、景気政策を打ち出しえないでいる各国政府への市場の警告といえる。果たして、26日に昨年のQ2同様にバーナンキ議長が金融政策、景気対策を発表するか?様子見が基本。NYダウ、SP500種指数とも前週までの4週間の下げ幅を乗り越えるには、「政策」という大きな力が不可欠。また、日本市場で6割超の売買シェアを占める海外投資家を前に、「戻り売り」を決定するには、26日の米国株動向、すなわちFRB議長の発言を待つべきであろう。

◆ウェザニュズ(4825)は19日に2383円と10年ぶりに最高値2600円更新を狙うべく水準まで浮上した。9日に1900円安値まで見た後、悪環境のなか、逆行高し今週に入っても頑強な展開が続いている。2ケタ成長で14倍台のPERに割り安感もある。しかも、民間気象サービスで世界トップ。安全をサービスし、携帯の有料会員も増加中。ここは戻りいっぱいかどうかをチェックすべくウォッチングを継続しよう。●シップHD(3360)は全般下げ相場に同調して大きく突っ込む場面を待ちたい。当欄注目の検体検査機器最大手のシスメックス(6869)はテクニカル面が厳しく、様子見を継続している。が、シップHDは4日に株式分割落ち後高値1873円を付けた後、1600円台で頑強な展開が続いている。ここはウォッチングを継続しよう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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