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2014/01/14

◆3連休明けの東京株式市場で、日経平均株価は前週末比489円(3.1%)安の1万5422円と大幅反落で終了した。朝方から売りが先行し、後場に下げ幅を拡大する展開となった。前週末発表の米12月雇用統計は、「景気改善が続いている」との市場観測とは逆の結果となった。予想外に低調で市場の楽観的な見方が後退し、ドルが売られ円は103円をまたぐ昨年12月18日以来の円高で終了。対ユーロでも141円をまたぐ大幅続伸となった。そして、NYダウは179ドルと大幅に4日続落した。■東京市場では、日経平均は250円超下げて始動、489円安と昨年8月7日以来約5ヵ月ぶりの大幅安となり昨年12月17日以来の1万5500円割れで終了した。年初から、円相場につれて日経平均株価が上に下に振れる展開が続いおり、この日は大発会の1円高=日経平均382円安をしのぎ、為替は1円51銭高の1ドル=103円45〜48銭、対ユーロでも1円59銭高の141円30銭と大幅反発となった。円と日経平均の動きを見ると、大発会の6日は円が1円高、日経平均は382円安となり、7日は円2銭高→日経平均94円安、8日68銭安→307円高、9日18銭高→241円安、10日7銭安→31円高と来て、円高がきょうもっとも大幅に振れたことから、日経平均もそれに比例した格好でもっとも大幅安になったのだ。もっとも、こんな、相関関係が続くのは、市場の売買シェアの6割弱を占める海外勢が、「円買い株売り、円売り株買い」の裁定取引を行なっていることが主因だ・・。■さて、筆者の知友アナリストとして紹介してきた12年に「日本の問屋は永遠なり」を上梓した有賀泰夫食品・流通アナリストの銘柄は中・長期投資を基本(もちろん、彼の紹介後、ほどなく上昇基調入りする銘柄もあるが、多くは、年単位で大幅もしくは中程度のリターンを目指す)としており、これまで、紹介してきた。●プリマハム(2281)のように、12年秋に110円〜120円水準から始動、昨年5月に294円を見た後、失速も目下190円台。機関投資家やアナリストのカバーがないこともあり、直近では、長期相場を示唆する52週線や12ヵ月線割れが長引いてきた。が、超長期線の24ヵ月線は177円と170円台にある。引き続き、ウォッチングしていきたい。●ヤオコー(8279)が相変わらずの薄商いのなか反落した。昨年11月に高値を付けた後は、4100円台を中心としもみ合う動きが続いている。しかし、前週発表の13年12月度既存店売上高は前年同月比3.6%増と昨年11月の5.1%こそ下回ったものの、「土曜日が1日少なかったことを考慮すれば、12月はかなり好調だった。震災直後の食品が飛ぶように売れた11年7月の5.1%増以来の高さとなった。そして、「既存店売上高は、12年に1ヵ月だけ日本スーパーマーケット協会発表の月次を下回ったことを除けば、11年前半から協会水準をコンスタントに上回って推移している」と有賀氏はブログで評した。●1月10日に492円を付け、昨年12月安値440円からの反発みた後、調整している当欄紹介の一六堂(3366)もここから、なお、押し目買いを狙ってウォッチングを継続したい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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