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2009/11/24

◆日経平均は前週末比96円安の9401円と5連敗。23日の米国市場では10月中古住宅販売件数が2007年2月以来の高水準だったことやドルが全主要通貨に対し下落したことを受け、NY金先物が過去最高値を更新し、NYダウは130ドル超上昇、1万450ドル台に乗せ、昨年10月以来の高値に上昇した。■しかし日本では、当欄でつい先ごろまでいっていた、「日本株は上げ下げとも米国株次第」といった言葉が反故となってしまった?日経平均は朝4円高で寄り付いたのを高値に、大手銀行株が需給懸念を背景に続落、輸出株は、円が頑強に推移していることから買いが入らないなか、売り優勢の展開が続き全般相場の下げを主導した。日経平均は一時9400円割れをみた、7月17日以来ほぼ4カ月ぶりのことだ。9349円にある200日移動平均線、9215円にある52週移動平均線を意識せざるをえない水準に下がってきた。■テレビで映し出される中国での「モーターショー」、映画産業の活況・隆盛ぶりは、80年代の日本をしのぎ投資マネーが膨らむ一方であることを我々に見せ付ける。「90年代は日本の黄金時代」と錯覚した80年代末が日本の絶頂期だった。日経平均は89年末高値を頂点とし、長期下降トレンドから抜け出したことは一度もない。戻しても高値は前の相場の頂点を超えることはなく、その後の安値はそれ以前の安値を下回るパターンが続いてきた。

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◆23日付けの日経新聞朝刊は、「米マイクロソフトのパソコン用OS最新版『ウィンドウズ7』が発売されて1カ月が経過した。出足は好調で、国内パソコン販売台数は2ケタ増が続く」と報じた。「7」は低価格パソコン「ネットブック」でも快適に扱えるということが魅力という。同時に、DRAMやタッチパネルなど部品の需要が拡大していると伝えたことを受け、関連銘柄が人気となった。既に、タッチパネル関連部品各社は好人気となっており、高値圏にある銘柄が多い。●そんななか、ワコム(6727)が3日続伸した。タッチパネル大手だが、日経紙が、同社はパソコン各社から強い引き合いがあるとし、「来10年度は今年度の2倍以上の出荷を見込む」と報じたことから買いを集めた。株価が、9月10日に年初来高値を付けた後、前週18日には16万1000円まで30%下げたうえ、200日線にタッチ。その後、反転したことでテクニカルな買いも誘った。週足ベースでは11月第2週に割り込んだ26週線を早いうちに回復できるかどうかが当面のポイント。19万8000円台にある26週線を回復するまで「買い」は待とう。●また、タッチパネル用ハードコートフィルムで世界シェア6割を有すといわれるKIMOTO (7908)は10月の年初来高値990円から今月12日には693円まで下落。しかし、先々週に、26週線にタッチする直前から切り返し、きょうは一気に8月4日以来の4ケタを回復した。今秋4ケタ乗せがなかなか果たせなかっただけに、ここで、4ケタ固めが出来れば、もうひとつ上の相場に跳ねると期待してもよさそうだ。

◆交流・ゲームサイトを運営するグリー(3632)が3日ぶりに75日線を回復してきた。9日の分割落ち後高値5710円から19日には落ち後最安値3980円まで下げたが、75日線固め、その後、13週線回復となれば、「買い」の目が強まるのだが、もう少し様子をうかがいたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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