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2009/10/13

◆日経平均は前週末比60円高の1万76円と5連騰した。日経平均の5連騰は7月27日にかけて9連騰した時以来のこと。そして、終値で8日ぶりに75日移動平均線を回復した。9日のS&P500種指数は終値ベースで2008年10月3日以来1年ぶり高値をつけた強い流れを背景に、為替の円高一服に伴い採算悪化懸念が薄らぐとされた輸出企業、そして鉄鋼株が上昇し相場を牽引した。■9日の米国ではドル軟調を受けNY原油先物が3日続伸し、金先物は8日の過去最高値に急接近する場面があるなど商品市況は引き続き堅調。13日に決算発表が予定されている半導体大手インテルと製薬のジョンソン&ジョンソンが上昇し、15日決算発表予定の半導体のAMDはアナリストの投資判断引き上げが好感され急伸・・と、7−9月期決算は予想を上回るとして買い方優勢の展開が続いている。本格化する決算発表が、予想を上回る決算となり株価を押し上げる原動力となっていりものだが、この後、何処まで牽引していけるかがポイントとなってきた。

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◆そして、米国株高を追い風に東京市場も堅調展開が続いている構図は続く?値上り率トップは鉄鋼株。5日連続で値上り率6位以内と好調展開が続いている。10年の世界鉄鋼需要が09年比9%超増加するとの予測発表が好感されたうえ、外資系証券が、鉄鋼セクターの投資判断を「中立」から「アトラクティブ」に引き上げ、JFE(5411)、新日鉄(5401)などの投資判断を引き上げたことも重なり上げ幅を拡大した。

◆東芝プラント(1983)が82円高の1187円引けと大幅反発。後場取引時間中に今10年3月期連結業績予想の修正を発表。経常利益予想を従来の102億円から前期比12.3%減の112億円に増額修正したことが好感された。株価は、前週末に割り込んだ26週移動平均線へのプラスかい離を大幅に回復した。同社の決算(予想)発表については、これまで繰り返し伝えてきたように、期初に「今期は大幅減益見通しだ」と発表して投資家を失望させて発進。そして、期中に増額修正、本決算発表時に2ケタ増益で着地したと発表するパターンがここもと続いている。今期も、当欄期待通りに、来春になっての増額着地となる?短期的なテクニカル面での注目点は、26週線が強固な下値サポートラインとして機能することが出来るかどうかということだが、さて・・。

◆もっとも、東芝(6502)が半導体の急好転、日米での原子力発電への期待感を背景に、今年2月の年初来安値204円を大底とした上昇基調にあり、2日現在の信用倍率は売り長状況は消えたものの、1.13倍と依然高水準。東芝プラントとともに引き続き、当欄注目銘柄のひとつに変わりはない。

◆朝日インテク(7747)が4連騰、8月に年初来高値1629円を付けた後、10月2日安値1301円まで下げての出直りに期待したい。医療用器具を手掛けるが、関係が修復された米アボット社向けガイドワイヤーが好調に推移しており業績を牽引。今10年6月期連結業績は25%営業利益増と大幅増収増益見通し。しかも、今期予想PERは17倍にとどまる。08年10月に上場来安値174円を付けてようやく底入れ。上昇波動入りしている。8月に急騰劇を演じた後、値幅調整に入ったが、13週移動平均線に下支えされ、上昇基調に転じつつあるところ。再び、上昇相場が始まる?

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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