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2013/05/24

◆前日、通常なら急落程度で済むはずだった中国の製造業景況感悪化の発表に対し、日経平均株価は13年ぶりという1100円を超える大幅安となった。これは、「アベノミクス相場」の最初の試練ではあるが、決定的な悪材料でなかったゆえ、乗り越えることが出来る筈だ。投資家心理が極端なおびえに走らない限り・・。「中国の景気は順調だ」という声はしばらく聞いていない。うまくいっていないといったような報道が多いことは、多くの投資家は知っていた。だから、23日のNYダウは12ドル、0.08%の小幅な続落にとどまったのだ。米国もまた、バーナンキFRB議長がいつどういった格好で金融緩和を縮小すると発表するのか、固唾を呑み市場の変化の時をうかがっている。■株式相場で、日本とアメリカが違っているのは、NYダウは史上最高値を更新中であるが、日経平均株価が最高値を付けたの筆者が証券界にいた「バブル期」、1989年の大納会でだ。年末の経済誌・新聞は「1990年代は黄金の時」といった類の記事があふれていた。そして、年明けから一気に転げ落ち、いつ止まるのかが見えない。止まったがすぐに、あるいはゆっくり大いなる次の下げが始まる・・。やがて、4大証券の一角が崩れ、消えていった。筆者も同証券グループの調査マン会合など数グループの会合に参加、月に数度の割合で、あちらこちらの会合や調査にでかけたものだ。その当時の経験が今につながってきたともいえる。

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◆さて、プリマハム(2281)は年初来高値294円を付けた5月7日以降は、下値模索が続く。先週に一時13週移動平均線を割り込み、今週は終値でも中期相場を示唆する26週線を割り込んでしまった。全般相場の基点となった昨年11月安値136円から倍化超の上昇であり、まだまだ、お釣りがある。26週線から大きく下放れない限り、突っ込み買いとする。会社発表の今期連結経常益5%減予想は、従来、2ケタ減益予想だったことから見れば、随分強気の見解だといえる。ハム・ソーセイジ会社で連続最高更新予想は同社のみということはやがて見直し買いのスタートとなるはず。(今期予想は筆者知友アナリストの見解)ただ、本格的に動きだすのはもう少し先。今期予想の増額修正発表期か。■シスメックス(6869)は昨年1月安値2387円から一本調子の上げ相場が続く。ただ、昨年12月からは6週線沿いの上昇基調にあり、13週銭にタッチしたのは昨年11月以来ないことから、「買い」は6週線割れ場面からでよいと考える。●また、日銀(8301)は13週線にタッチしたところで週末を迎えた。5.66万円にある26週線で下げ止まるのがベストなのだが、なお、ウォッチングを続けよう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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