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2006/03/13

◆平均株価は2月27日の直近高値1万6290円を突破し1万6500円を目指す動きとなっている。先週のイベントラッシュを好結果で通過し安心感が広がった。先週末の米国株高と円安ドル高(米国が3月、5月と2度利上げを予定していることが背景。円高ドル安への転換は、日銀がゼロ金利から一歩踏み出す前後から始まるとみるべきか)進行もあり自動車株、ハイテク株が買い進まれ銀行株、不動産株など内需株もまた買われた。東証1部市場の値上がり銘柄数は1479と先週9日に次ぐほぼ全面高となった。TOPIXは92年以降の越すに越されない1700ポイント台前半まで25〜50ポイント余している。気になるといえば出来高が16億株と相変わらず低水準であるということ。このまま出来高増なしに、1月末から2月初めの高値ネックラインを突破しても後が続かないリスクは高い。高値の手前で失速して「三尊天井」となる可能性も残っている。■ただ、前号で記したように、「年明け以降、2カ月半近く高値圏での日柄調整が続いており、日柄調整は相当進んでいるとみて良いチャートとなっている」ことに注目している。

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◆あすにも東証はライブドア(4753・監理)の上場廃止を発表する。整理ポストで1カ月売買した後、退場となる。幸い、新興市場でも泣かず飛ばずだったマザーズ市場が値上がりラッシュとなり、大証ヘラクレスも同様でヘラクレス指数は108ポイントの大幅高となった。不動産ファンドのダヴィンチ(4314・ヘラ)が分割落ち後高値17万6000円(分割前換算88万円)をつけ、マザーズ市場のネット、携帯電話関連株がほぼ全面高となり、コネクト(3736・マザ)は連続大幅高場面があった。アンジェス(4563・マザ)などバイオベンチャー株も買われた。1月中旬以降、下げ幅が極端だっただけに、戻りも極端となる可能性がありそうだ。

◆きょうの注目株は、藤和不動産(8834)とC4T(2355・マザ)。藤和不は三菱地所が筆頭株主。マンションが好調に推移しており、再建が急ピッチで進んでいる。何よりも三菱が後ろに控えていることが追い風を呼んでいる。信用需給もひっ迫しておりきょう昨年来高値を更新した。4ケタ乗せを目標としたい。C4Tはインターネットセキュリティー事業が軌道に乗りつつある。SBIホールディング向けに30億円の転換社債を発行したが、来期はその資金での新たなM&A実施が予想される。株価は1月17日に50.3万円の上場来高値を付けた直後から17.7万円(2月20日)の地獄行き。しかし、きょう75日移動平均線を上抜いた。■先の「日経ビジネス」のアンケート「日本の伸びる会社ランキング」でトップとなったのは西日本でショッピングセンター開発を手掛けるダイヤシティ(8853)。きょう付けの日経紙に「流通各社の商業施設売却が加速」と報じられたが、「家賃は高いものの集客力は抜群!」の同社には追い風となる。きょう75日線を1カ月ぶりに突破してきた。昨年12月の上場来高値5520円から調整が続いているが、継続的な外国人買いが見込まれる銘柄であり「中期強気」とする。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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