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2008/06/17

◆東京製綱(5981)が2006年1月につけた8年半ぶり高値353円を射程圏内に捉えてきた。3月21日に付けた147円の04年5月以来の安値水準からの復活である。上値関門とみていた250円前後を一気に突破しての300円台乗せだ。(会社四季報予想)今来期営業利益2ケタ増益見通しの太陽電池関連(シリコンウエハ切断用装置の拡大)株であり、信用売り残株数も積み上がり需給も好転。特定グループの介入さえ噂されるなどかつての仕手思惑株銘柄の面目躍如である。当欄としては、「調整局面は材料思惑株の押し目狙いが筋」として注目してきたが、ここからは相場の世界となる。■7月洞爺湖サミットを控え、マスコミ報道に環境関連ニュースの露出が極端に多くなってきた。日経紙では連日のように「環境対応車」関連記事が報じられている。サミット特集も組まれている。しかし、太陽電池関連株、リチウムイオン電池車や電気自動車関連株など環境対応車関連株や原子力発電関連株はサミット直前のここからは「思惑相場圏」入りとみて、短期対応としたい。●鉄鋼の低炭素化関連株して注目してきた中外炉(1964)も昨年3月高値を突破し、1月安値から倍化の554円をつけ、さらに上値を追う構えとなっており、追撃買いしたいところだ。が、ここからは割り切りが必要となる。

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◆「四季報」、「会社情報」が16日に発売され、さまざまなスクリーニングや項目検索の結果がレポートされている。準大手証券の四季報・前「春号」と今「夏号」比較経常利益増額修正銘柄スクリーニング(東証1部・時価総額100億円以上)の結果に意外性のある銘柄が並んでいた。2位の新電元(6844)は3.4倍増額で、PER14倍台。2月12日の03年4月以来の安値176円を基点に、4月1日に180円の二番底を付け、4月下旬から浮上。26週線を突破する一方、長期線の52週線を上値ネックラインとし、350円を挟んだ株価倍化水準での高値モミ合いが(月初から)続いている。かつて仕手株化したこともある銘柄。52週線突破から追撃買いも一法か。●安藤建(1816)も新電元と同じ時代に仕手介入があった銘柄。ランキング21位にあり、5割増額され、予想PERは8.8倍ときわめて低水準。株価は17日に224円に買われ年初来高値を更新。足元半導体関連市場は厳しい状況だが、半導体・液晶のクリーンルーム向けなど大規模工場向け振動抑制装置を手がけており、受注実績が積み上がっていることに着目する声も聞かれる。同社株も東京製綱と同じく250〜270円台が上値関門となっているが、今週末にも75日線が200日線を上抜く中・長期移動平均線のゴールデン・クロス(GC)が示現、青信号が点灯する。現在水準でまず打診買いし、上値関門突破から追撃買いとしたい。●そのほかスクリーニングからピックアップしたいのは、6位のタキロン(4215)、2.2倍増額で、予想PERは21.7倍。6日に326円の年初来高値をつけた後、300円固めの最中だ。200日線は6月入り後に突破。17日に25日線が200日線を上抜くGCを示現している。

◆ニチダイ(6467・ジャス)の470円水準モミ合い、サンワテック(8137)の700円モミ合い、16、17日と急伸の荏原ユージ(4975)、逆に続落したセブン銀行(8410)など・・の直近紹介組は「強気の買い」を継続する。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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