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2009/05/20

◆日経平均株価は前日比54円35銭高の9344円64銭と続伸。19日の米国株が4月住宅着工不振から小反落した。また、内閣府が寄り付き前に発表した1−3月期(1Q)実質国内総生産(GDP・速報値)が年率換算マイナス15.2%減と戦後最悪となった。しかし、米国市場ではNY金先物、原油先物、LME商品市況高・・を背景に、資源エネルギー関連株や通信、公益株が堅調だったことからNYダウは小幅安にとどまり、東京市場でも資源エネルギー関連株がリードして下げ幅を限定的にした。

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◆井関(6310)が19円高の310円高値引けで昨年9月の戻り高値306円を突破し、昨年6月20日以来の高値を付けた。300円台定着を期待したい。●クボタ(6326)も一時11円高の664円まで買われ、1月6日の年初来高値にあと3円と迫った。週足一目均衡表では、「雲」と呼ばれる抵抗帯上限を、07年3月以来ほぼ2年ぶりに突破した。既に、5月第2週に52週移動平均線を上抜いており、先高期待感が高まる。●日農薬(4997)もまた902円を付けるなど、昨年9月の暴落直前の水準に着実に迫っている。■20日付けの日本経済新聞朝刊が、「経済協力開発機構(OECD)が19日に発表した日本農業の審査報告書で、コメの生産調整(減反)について、縮小か廃止すべきだと提言した」と報じたことが買いを後押ししたといえる。報道では、生産者保護については、価格支持から、生産者への直接的な所得保障に移すべきだと勧告したといい、農政改革を検討してきた政府の議論に影響を与える可能性もあるとしている。■農林水産省では食糧増産による食料自給率引き上げを目指している。昨年12月には、今後10年間で現在の自給率約40%を50%に引き上げる工程表を発表している。また、中国・インドの農業近代化も先行き期待を抱かせる。急騰後の波乱は予想されるが、農業機械各社や農薬各社株は、上値を試す動きが続くとみている。

◆GSユアサ(6674)が700円を付けるなど、高値圏で頑強な相場が続いている。19日にオバマ米大統領が全米規模で初の自動車排ガス規制を発表した。現時点では同社に直接関係はしないものの、ようやく米政府が新大統領の登場で方向を転換したことは、先行きの好材料となる。5月15日現在の信用倍率は大取組みで0.84倍と売り長でもある。目下、環境対応車関連の代表的思惑株でもある。相場が行き詰まれば詰まるほど、同社株は思惑相場が強まるとみる。目に見える格好で「売り」を示唆するチャートなどが現れるまで、注目銘柄としてピックアップしていきたい。

◆太陽電池関連株では当欄はカネカ(4118)を紹介してきた。きょうは665円まで買われ年初来高値を更新。昨年9月24日以来の水準まで戻してきた。今10年3月期連結営業利益予想は前期比71%増の130億円と急回復見通しであり、太陽電池の内外大幅増産計画が人気を後押しする。太陽電池の場合、まだまだ優勝劣敗以前の初期の段階で、先行き不透明感は強いものの、15日現在の信用売り残株数は197万株と昨年12月以来の高水準となってきた。信用倍率は0.24倍だ。3月3日の年初来安値409円からすんなりとここまで上げてきたことで、利益確定売りが出やすくなっているが。打診買いは可としたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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