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2008/08/26

◆「ドル高ユーロ安」が進行している。欧州最大規模の経済であるドイツのリセッション観測が広がっている。アメリカ経済が疲弊しつつあるなか、欧州経済の後退懸念が強まってきたのだ。過大に評価されたユーロが下降トレンドに転じたかはまだ不透明だが、その気配は伝わりつつある。円はドルに対し1ドル=109〜110円台前後まで円高を修正した後、小動きとなっている。が、世界の株式市場は下落リスクが高まりつつある。

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◆26日発表の「7月の米新築戸建て住宅販売」は前月比24%増の51.5万戸だった。が、市場予想の52.5万戸には届かなかった。前日25日に発表された「7月の米中古住宅販売」は市場予想を上回ったものの、販売価格、在庫比率は悪化しており、株式市場両方合わせて期待以下の結果だった。■NYダウは7月中旬以来1カ月超の1万1500ドルを挟んだ小幅ボックス相場が続いている。三角保ち合いの放れが上なのか下なのかは不明だが、経済状況、新冷戦時代入りから想定されるのは、下落か!?<特に注意したいのは、これまで安心とされてきたプライムローンでの焦げ付き>。金融機関のもう一段の損失拡大への懸念は強い。

◆東芝(6502)が、626円まで下げ年初来安値を更新。昨年7月高値1185円から半値押し水準が迫っている!半導体株安と信用買い残が重荷となり損を覚悟の見切り売りが先行している。きょう3月の年初来安値649円を割り込んだことで、長期波動では、昨年7月高値に対し、今年6月高値953円を二番天井とする2段下げにはいった格好となっている。半導体市況低迷が続くうえ15日現在の信用倍率は8.0倍と大幅買い長にあり、需給も悪化していることが響く。●一方、相変わらずひどい業績予想を発表している子会社東芝プラシス(1983)は(筆者昨年の年間注目株)、きょうで4日続伸。6月6日以来の4ケタ回復が見えてきた。そして、<昨年8月高値1249円をトップに今年3月安値701円をボトムとする「三角保ち合い」が煮詰まりつつある>。まずは打診買いすべきか。東芝の原子力発電受注は着実に拡大中であり、工事を手がける同社に追い風となっているといえよう。 ◆ぐるなび(2440・ヘラ)が、52週移動平均線及び週足ベースの一目均衡表で「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を下値サポートラインとし、7月22日安値20.01万円を直近ボトムとする「逆三尊底」を打ち、反発。26週線を上抜いてきた。8日に発表した09年3月期第1四半期(4〜6月期)連結決算で、営業利益は前年同期比45%増と大幅伸長し、9月中間期計画に対する進捗率は58.3%と上々の線だった。大きく売られてきた新興市場銘柄ゆえにリバウンド時の値幅効果が期待できそうだ。業績面で拡大余力十分のここは、強気で臨みたい。まず、打診買いを。●太陽電池関連株のプロデュース(6263・ジャス)が、35.3万円と3日続伸した。15日発表の今09年6月期連結営業利益は前期比52%増の28億円と大幅増益予想。5月年初来高値48.6万円から今月8日の年初来安値26.51万円まで調整を経て反騰、7月の戻り高値35.2万円を更新したここから買っていきたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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