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2008/07/28

◆大学時代から眼鏡を作ってくれていた(個人経営の)眼鏡店がなくなっていた!電話は「使われていません」の自動応答、速めに会社を出て店があった高田馬場に向かった。が、40年強に及ぶ私の視力データをもったまま眼鏡店はシャッターを下ろし、大分時間がたった様子で目の前で沈黙していた。電話番号は消されていなかったが、店名などほかの文字はすべて消されていた。この日は、デスクワーク用の眼鏡なしで長時間仕事を続けたが、さすがに厳しい。あすにも、家の近くで眼鏡を作らなければ・・。

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◆28日、週明け相場は、一時1ドル=108円台と円安が進んだが、自動車(輸送用機器)はTOPIX33業種別株価指数の値下がり率で2位と冴えないまま。自動車販売が、北米、国内とも需要低調で、トヨタ(7203)は08年世界販売計画の減額修正報道が繰り返され、ホンダ(7267)は今08年12月期連結業績予想の減額修正を発表・・とあって冴えない展開。米GMにいたっては、あらぬうわさも報じられる始末だ。一方、●燃料自動車関連株で「仕手化した銘柄」(証券会社ディーラー)だといわれる古河電池(6937)は切り返す動き。今年大発会寄り付き184円は、半年後の6月24日に1690円と9.18倍化。7月17日には866円まで下落したが、75日移動平均線並びに13週線にタッチする前に反発、28日には1232円まで切り返し25日線及び6週線を回復した。米国株が金融不安、景気後退懸念を抱え、下落基調から抜け出せない状況にあり、「その割に頑強な展開が続いている」と思われている東京市場も、投資家は市場に戻らず。売買代金1.7133兆円は、半日取引だった大発会や、今年最低だった6月24日の1.7292兆円を割り込む始末とあって、思惑株に人気は集中するしかない?

◆いや、そうでもない。当欄で注目の官業型企業の代表であるNTT(9432)は200日線に下支えされ、切り返しが急で3日続伸。大発会寄り付き直後につけた年初来高値54万3000円に再び迫る格好となっている。●JR東海(9022)は小幅続落も25日線に下支えられ、月初以来のバーコード型年初来高値圏で頑強。そして、きょう、<75日線が200日線を上抜くゴールデンクロス(GC)が示現>、1月23日の年初来安値88.3万円を基点とした上昇基調が鮮明化した。●また、昭和シェル石油(5002)は、前週25日に08年6月中間期純利益予想の大幅増額修正を発表、原油高騰に伴う在庫評価益の増額が理由ではあるが、株価は1225円まで買われるなど、続伸。明日もしくは明後日にも75日線が200日線を上抜くGCが示現し、チャートにGOサインが点火する見通しにある・・。こういった、<GC示現の下値切り上げチャートの銘柄の株価は強い動きが続いている>。

◆大型自転車店チェーン展開中のあさひ(3333)もそうだ。自転車人気に乗り、1720円年初来高値引けで、昨年10月高値水準まで戻した。1700円台央は昨年の上値ネックライン。いったん利益確定売りを推奨するところだが、まだ、人気化途上。同様な好チャート銘柄は、サンリオ(8136)、九電工(1959)、科研薬(4521)、日立キャピタル(8586)、三菱鋼(5632)、大成ロテック(1895)・・。ちょっと格好は違うが上昇基調が続くのは、セブン銀(8410)、大日本住友(4506)など。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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