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2015/08/10

◆日経平均株価は前日比84.13円高の2万808円69銭と4日続伸し、TOPIXは12.10高の1691.29と9連騰となり、6月21日の年初来高値を更新した。前日のNYダウは約7年ぶりに7日続落した。好調な米7月雇用統計の発表を受け、FRBの9月利上げが強まり、NYダウは約7年ぶりに7日続落した。外為市場では円が対ドルで124円台前半へと続伸発進・・。これを受け、利益確定売りなどが広がり100円超下げて始動した。その後、下げ幅を縮小しつつ前引けにかけもみ合いとなり、午後には上げに転じた。この日はゴム、機械、ガラス土石、電気機器など輸出関連が下落し、自動車もわずかな上げにとどまる一方、買いが向かったのは、為替の影響を受けにくい内需株。繊維、紙パルプ、情報通信、陸運、医薬品、建設など内需関連へと物色は転じた。

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◆そんなか、当欄期待の東急(9005)が大幅続伸した。958円と2日ぶりに年初来高値を更新し、07年3月以来の高値をさらに上積した。7日取引終了後に発表した今16年3月期第1四半期(4-6月)連結経常利益は前年同期比1.3%増の196億円と小幅増益にとどまった。しかし、4-9月期(上期)計画の322億円に対する進捗率は61.0%に達し、5年平均の54.5%を上回ったことが買い材料視された。前期部門別営業利益では、交通事業の営業収益は前年同期比11億円(2.5%)増の489億円となり、営業利益は26.5%増の96億円と大幅増に。不動産事業はマンション及び土地販売の反動減や賃貸業での開業負担増により営業収益は13.0%減の401億円と減少し営業利益は31億円(35.8%)減の56億円とともに2ケタ減となった。しかし、東急百貨店、東急ストアや東急エージェンシーなど生活サービス事業では、営業収益が1.0%増の1557億円となり営業利益は8.2%増の36億円と増加した。法人税等の減少もあり四半期純利益は増益。 売上高の4割弱を占める不動産事業は。二子多摩川駅周辺では大型複合ビル「二子玉川ライズ」が開業し企業の移転作業が続いている。渋谷では2027年度完成を目指した総工費1800億円の巨大プロジェクトが進行中であり、当面の収益への負担は重い。 しかし、次世代も賃貸オフィスの拡大を中核に据えた長期戦略を展開するなか、渋谷開発・業容拡大期待が買いを誘う格好となってきたようだ!? 株価は、2007年3月31日以来となる4ケタ円台回復を目指す構えにある!引き続き、全般軟調シーンなどでは拾っていきたい銘柄だ。06年高値は1023円だが、天変地異が無ければ、じっくり先を見据えて付き合っていきたい銘柄だ。

◆筆者小学生時代に4年間ほど住んだ旧伊予三島市(現愛媛県四国中央市)を離れた後、株式を上場したのが●大王製紙(3880)。この日は一時1617円があって172円高の1582円引けとなった。1996年3月高値を更新し、1990年8月以来25年ぶり高値となった。不祥事を起こした元代議士など一族トップの名前だけは知っていた。海風となると同社工場の煙突から出る臭いに鼻をつまんだものだが、町は紙細工など今も独自の良いものであふれている。四国を離れた後は同地に戻っていない。また、自分の故郷の山村にも。我が山村と旧別子銅山跡地には必ず一度は戻りたいと思っている。7日発表の15年4-6月期連結営業利益は5%増の46億円となった。家庭紙事業が大幅に増えたことがリードした。中国やアジアでの子供用紙おむつの伸長、国内でも大人用「アテント」販売が底堅かったことが寄与した。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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