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2006/10/26

◆今週に入り新日鉄関連株の出遅れ銘柄として紹介の山九(9065)がポイントとなる692円を朝の寄り付きで突破し、717円まで買われ、GOサインが点灯した。そして、同社は夕方、9月中間期業績予想の増額修正を発表した。主要顧客先である鉄鋼、石油化学業界の好調を背景に機工事業のうち保全事業や設備工事が伸長。売上高が計画を超過達成し、利益を大きく押し上げた。連結経常利益は従来予想を27%上回り、前年同期比32%増の100億円に修正された。通期予想については11月16日の中間決算発表時に公表する。直近、好決算や増額修正を発表しても、直前までの急騰で好材料出尽くし感から、利益確定売りに下げに転じる銘柄が多くなっている。が、山九には通期業績予想の増額期待もある。1月の年初来高値818円更新を目指す流れが続きそうだ。●「えんぴつで奥の細道」など写本人気の広がりが鉛筆見直しに繋がるとして本欄注目株とした三菱鉛筆(7976)は13時に今12月期第3四半期連結業績概況を発表。経常利益は前年同期比53%増益の40億円と大幅増益で着地した。そして、通期業績予想を増額修正した。経常利益は40億円から前期比21%増の51億円に、予想1株利益は従来の82円から90.1円に拡大した。発表された資料には好調の理由の記載はないが、北米でのボールペン伸長に加え国内の鉛筆販売増が寄与したとみる。同社株は、午後の発表直後から買い直され1510円高値引けとなった。しかし、経常利益の連続大幅増益からみてPER16倍台はいかにも割安感が強い。推奨時に指摘したように、株価は、52週移動平均線及び週足ベースの一目均衡表で「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限に下支えられた上昇基調にある。4月につけた91年7月以来15年ぶり高値1540円を突破した後の急騰相場入りを期待し、強気を継続する。

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◆日経平均は、52週線沿いにゆっくりだが着実に下値を切り上げている。この日は、112円高の1万6811円と3日ぶりに反発し、5月11日以来の高値となった。米国株高にリードされて進む世界同時株高が投資家心理を強めているだけでなく、発表が本格化した9月中間決算が主力企業を中心に堅調なことが株価を後押ししている。本欄市場体温計の新日鉄(5401)はこの日、今3月期連結経常利益を従来予想の5000億円から前期比4%減の5250億円に増額修正した。5月に発表した期初予想値は16%減の4600億円だった。この調子だと、来年の決算発表を待たずに増益に転じる可能性が高い!しかも、前期は在庫評価益という利益があってのこと、すでに実質大幅増益である。

◆ようやく、みずほFG(8411)、三井住友FG(8316)が52週線に突き上げられる格好で、昨年暮れ以来の三角保ち合いを上放れ始めた。強気を継続する。■不動産セクターも急反発し、したたかな動きが続く。ならば、52週線沿いの上昇基調から今週上場来高値114万円をつけた後、一息ついているNTT都市(8933)を中期買いしよう。■また、9月まで3カ月連続陽線で800円台を回復してきた東急(9005)を筆頭に電鉄株の底上げ相場に期待しよう。■次世代成長株としたデンソー(6902)が4月の上場来高値4890円に迫ってきた。12カ月線に下支えられての復活に中長期大駆け相場が期待される・・。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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