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2007/02/15

◆さあ、これを打ち終わると眠れるぞ。明日の朝、最後に残った8銘柄のコメントをファックス送信すれば、ここ2週間苦闘した締め切り物のひとつがすべて終る。3日間合計で4.5時間の睡眠時間ではさすがに、アイディアのひらめきもトータルイメージング力もどこかに吹き飛んでしまった感があった。といっても、もう少しすれば、また別の締め切り物が迫ってくるが。それまで、やることはいっぱいある。3年持たず2度目の重大故障発生のHDD付DVDレコ−ダーの代わりを見つけ、設置することもそのひとつだ。昨春買い換える前のアナログテレビは15年間使用して故障はなく、最後に大きな故障をして現在の薄型テレビに代わった優れものだった。テレビは家電だが、HDD付DVDレコーダーは精密機器もしくはパソコンの範疇に入るものだ。

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◆きょうの注目株は、長谷工(1808)と日通(9062)。長谷工の場合、けしからぬ話だが、きょう、第3四半期決算を発表することは頭の中から消えていた。だから、注目株発表後の前引けでは、7円高の490円で終っていた。そして、高値491円は、1月29日に付けた昨年来高値492円に迫るものだった。昼休み時間中に3Q業績が発表された。3Q経常利益の通期計画に対する進捗率は67.7%だが、3月期期末に工事が一気に進む建設セクターの決算はしにくい。結局、12円安の471円で終ってしまった。が、月足ベースが上昇基調入り前だが、いい格好となっており、中長期テクニカル面が好調なことから、突っ込み狙いに分ありとの注目株として決定した時の思いに迷いはない。●日通は4円安の729円で終った。寄り付きが723円だったのも良い。14カ月ぶり高値が目前で、「大型実力株、国際再編、駅そば、含み株」だ。01年11月に390円まで下がったところがバブル後最安値。そこから上値挑戦〜調整安〜モミ合いを繰り返しつつ上値を切り上げてきた。そして、今年6月安値を基点に24カ月移動平均線及び月足ベースの一目均衡表で「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限に下支された上昇波動を刻んでここまで上げてきた。

◆メガバンクなら、三菱UFJ銀(8306)だ。4連騰で150万円に復活してきた。が、一部法人営業一時停止すべとの金融庁命令が発表された。明日の動きに注意したい。(下げても、拾いたい)●豊田織機(6201)は昨年11月安値4840円を基、右肩上がりの好チャートが続いている。アナリストの多くは、保有株の含みを計算に収めた後の目標株価を6000円としているが、それなら既に達成済みだ。●この日は同じ株式含み益に焦点を絞った日清紡(3105)が、135円高の1441円まで買われた。05年12月、06年4月の高値1446円が次のポイントとなるが、いずれも、直近最高値圏にあるここから、高値を更新し、あらたな上値をうかがう展開が予想される。●3つ目の株式含み銘柄としている岡谷鋼機(7485・名)は1800円台で頑強な展開にあり、上値は十分ある、この本欄注目株式含み3銘柄に引き続き注目して欲しい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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