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2006/09/06

◆前場下げ渋っていた日経平均は後場に入り下げ幅を拡大した。「週末8日の先物・オプションのSQ(特別清算指数)算出日を控え、先物市場で大口の売りが出たことから、現物市場でも裁定取引にかかる売りが広がった。当面の利益を確定する売りも膨らんだ」という。前日、日経平均指数採用銘柄となった東急不(8815)、東宝(9602)とも騒がれることなく、東急不は先取り買いしていた向きの売りが先行した。また、指数から外された銘柄は下げた。で、今回の指数採用銘柄の変更で何か変化があったかといえば、あった。証券各社から各種関連レポートが発表されたが、<「採用除外候補」に挙げられながら、除外を免れた銘柄が買われた>ことだ。発表前に大きく下げていただけに、買い戻しなどが先行した。このことは、昨年も同様だったように、記憶しておこう。来年この時期に応用が効きそうだ。

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◆株式相場と競馬は「記憶力」が勝負のポイント。「早耳の早倒れ」(情報を人より先に得て買っても、大きく育つ前に売ってしまう)よりも「愚鈍」かつ、「決断」後は一気にそしてとことん勝負を継続しよう。なお、失敗に終わったときはためらわず「引く」ことが大事だ。さて、新日鉄(5401)は513円をつけ高値を更新したあと、4日ぶりに小反落で終わった。大手鉄鋼各社は明日、業績の修正を発表するという。当然、すでに買い進まれてきたように増額修正となろう。ただ、新日鉄の場合6月14日の年初来安値から7月中旬の調整安をはさみ一本調子の上げで38.7%も上昇した。よほど強気の増額修正でなければ、500円台乗せを実現したこともあり、いったん調整に入ってもおかしくない。上げ幅の3分の1となれば465円となるが、さて・・。本欄では新日鉄が市場体温計であり、もし、「その場合は、10月下旬まで調整期間」との以前の考え方に戻ってしまうが、その時でも新日鉄の上昇基調が継続していることにかわりはない」。しかし、本欄では、それ以上に底堅く、力強い相場だと見ている。■5日、NY原油先物価格が1バレル68ドル台に急落した。一時67ドル台まであった。米石油大手シェブロンなどが、メキシコ湾の海底6000メートル強の深海油田で試掘に成功、米国の埋蔵量は最大1.5倍化することが背景。原油高騰に伴い以前のような原油価格30ドル台割れ時代には無理だった開発が可能となったのだ。とはいえ、ハリケーンの季節、原油先物価格に油断大敵。

◆貸金業の規制問題で、上限金利に対する小口貸付の経過措置9年を設けることに関し、後藤田金融担当政務次官が「経過措置といえば最大3年ではないか」といって、8日付けで辞任する。一方、業界寄りの自民党議員により長期の経過措置を与えられる消費者金融株は堅調だった。年初来高値から大幅に下がった水準でもみあっているから戻りは早い。なかで、信販大手のジャックス(8584)は反落した。1月高値更新まで強気で押し目を拾いたい。■20日に自民党総裁選で総裁となり、26日の臨時国会開会で首相となる安部官房長官は中国をけん制しつつ、インドを向くとはよく言われる。再び堅調相場となったインド関連株として、7月安値で値幅調整を終えた関西ペイ(4613)に注目。9月に入り一目均衡表で「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を突破してきた!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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