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2010/09/01

◆2010年度下半期入りのこの日、日経平均は上期末比102円高の8927円と反発始動し、TOPIXも小反発した。ただ、日経平均は朝方、8796円まで下げ、8月25日に付けた取引時間中の安値8807円を更新するなど、前日の下げ幅325円に対して3分の1戻しがやっとのスタートとなった。■この日、国民が1年で3人目の首相を迎える!!かもしれないお粗末な民主党代表選の告示があったが、国際社会に背を向けかねない危うさは消えない。もともと、「小泉改革反対」を掲げて誕生しただけのものであり、票を買うマニュフェストをならべた結果、世界の政治シーンだけでなく、経済・産業シーンでも日本の存在感は希薄化の一途。戦後積み上げてきた日本の技術力などは寿命を迎えつつある?中国、タイなどASAAN諸国の技術力アップは急であり、町工場から中堅処まで野垂れ死にしかない未来をあきらめて国内からの脱出が続く。企業、産業に背を向けた政府を頭にもつ国で、「急激な円高に市場介入する」という総理候補の言葉は無残。■今週末の米8月雇用統計の発表を控え、積極的にポジションを取りにくい・・、そんな状況下だが、この日は、円高が一服したことをよりどころとし、直近で大幅に下げていたこともあり反発に転じた。しかし、米国発の景気指標ばかりに気をとられていると、既に乗り越えたとの空気があるユーロの財政危機が足を引っ張る可能性があることを忘れがちだ。まして、市場関係者は、筆者もそうだが、都合のいいほうへと考えがちだ。

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◆いずれにしても、中・長期上昇基調の銘柄に加え、中長期で下落基調が続いた後13週移動平均線が26週線を上抜くなどいわゆる「ゴールデン・クロス」を示現した銘柄から中・長期銘柄としてピックアップし、短期作戦も可能な銘柄を紹介するのが、当初の当欄の考え方。直近では、苦戦が続き、当欄に記す銘柄数は少なくなっているが・・。●ナブテスコ(6268)はなお割り安感が強い業績急好転銘柄で、26週線沿いの上昇基調が続いている。「売り」は、26週線を大きくマイナスかい離する直前まで待つとしている。同様な銘柄は多い。●昨年12月以降、注目してきたマクドナルド(2702)は、事業構造の転換が進行中ということが注目点だ。が、その分、営業増益基調ながら、水準は低くなっている。だが、株価は、26週線や急落時には52週線に下支えされた上昇基調にあり、魅力大と見ている。きょうの出来高19万株は8月5日以来の高水準だ。●ケンタッキー(9873)は超薄商いが難点だが、03年5月高値からの長期下落基調は、12カ月線が24カ月線を上抜く「ゴールデン・クロス」を示現したことで中・長期上昇基調に転じたことを確認済み。買いで攻めていきたい。●セゾン情報(9640)はエフィッシモ(旧村上ファンド)の持株比率が8月20日にかけ断続的に提出した大量保有報告書で18.2%へと大幅に増加していたことが判明し8月に急騰。7月に発表した10年4−6月期連結経常利益は前年同期比46%増の6億6700万円、中間期計画に対する進捗率は103%で通期予想に対しては26.2%と順調だった。予想1株利益は80.3円でPERは10.0倍にとどまる。有利子負債はゼロだ。1株当たり純資産は814.4円と株価を上回っている。今期3月末には1株30円の配当を予定しており、配当利回りは3.75%と高い・・など買い手掛かり材料は豊富だ!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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