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2015/07/30

◆日経平均株価は前日比219円92銭(1.08%)高の2万522円83銭5日ぶりに急反発した。朝方から買いが先行し、前引け前にこの日高値を付け、後場は高値圏でもみ合う展開となった。米国経済改善基調を背景に引き堅調推移が続く欧米株式市場に、米金利上昇を見た円売りドル買いの動きとなったことも後押しした。9日に一時1万9115円台と大きく突っ込む場面を見た後、中勢上昇トレンドに乗った展開となっているが、2万1000円手前の直近高値水準を突破できるか短期的な正念場にさしかかってきたようだ。■きょうは当欄紹介銘柄をチェックしたい。夏休みシーズンとあって旅行関連からピックアップ。まずはJR新幹線の足下を支えるジェイテクト(6473)だが3日ぶりに反発した。とはいえ、目下、6月に付けた2007年2月以来ほぼ8年ぶり高値2480円から調整中。前日には2047円と2000円台を試す水準まで下落した。この日前場中に、ブラジルで自動車用ベアリングの過去の一部取引が同国競争保護法違反の疑いありとされる問題で、同国経済擁護行政委員会と和解が成立したと発表。和解金は1.15億円といい業績予想修正はないとしたことが押し目狙いの買いを誘った。6月高値から2割弱下落し、中期相場を示唆する26週移動平均線に下支えられた上昇基調ある。が、下値には、12年11月552円安値を起点とした長期相場を示唆する52週線が2000円割れ水準に控えている。長期線接近場面では拾っていきたい。なお、●JR東日本(9020)は続伸し、1万2280円と23日に付けた年初来高値及び株式分割落ち修正後最高値に顔合わせする場面があった。29日に、4−6月期連結営業利益は前年同期比13%増の1369億円になったと発表。市場予想の1318億円を超えた。加えて、発行済み株式総数0.25%相当の自社株を8月4日に消却すると発表したことが背景。

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◆東急(9005)は2007年以来の4ケタ台回復にはなお時間が必要であろうが、この日は915円と24日のほぼ8年ぶり高値に顔合わせ。全般波乱時は800円台央割れもありそうだが、これまで当欄でも記してきた渋谷プロジェクトを含む2027年度全体開業を目座す長期工事は筆者には極めて優れたドラマ以上の期待感、わくわく感を膨らませてくれている。引き続き、4ケタ相場狙いで軟調シーンを拾っていきたい。■この日引け後に星野Rリート(3287)が15年10月期運用状況などを発表。営業収益、経常利益とも小幅に上振れわずかながら増収増益見通しとし、続く16年4月期は、営業収益が今期推定比3.6%増の20.02億円、経常利益は3.7%増の9.36億円とそろって今期の1%未満の伸びから伸び率拡大予想とした。■富士急行(9010)が反発。前日取引終了後に16年3月期第1四半期(4〜6月)決算を発表。売上高は前年同期比6.2%増の118.13億円、営業利益は64.7%増の10.52億円と大幅増益で着地したたことが好感された。JR中央線からの直通列車乗り入れを行うなど、JR東日本との連携によるアクセス向上に注力したことや、バス事業で、「御殿場〜河口湖線」の運行間隔を短縮し訪日外国人に人気のある忍野八海へのアクセス向上など富士山周遊の利便性を高めた取り組みが寄与したもの。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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