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2011/06/22

◆21日に行われたギリシャ議会での政権信任投票で政権が信任され、欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)からの金融支援確保に向け一歩前進した。21日の欧州株は急反騰し、米国株が4連騰した。そして、円が3日続落した流れから、東京市場は朝方から幅広く買いが先行し、そのまま、後場後半まで上値を追う展開となった。その後、22日に終る米国FOMC(連邦公開市場委員会)の結果をみたいとの見方があるなかも、日経平均は6月1日以来の高値で引けた。1部上場銘柄の87%が上昇し、TOPIX業種別株価指数は金融関連、輸出関連セクターを中心に急伸、全33業種中ガス・電力を除く32業種が連続高した。ガス・電力は前日に3.43%高と3連騰したことから、出遅れ銘柄との乗り換えがあったという。

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◆さて、ギリシャ政権の信任は、EU、IMFからの金融支援確保へ一歩前進したもの。来週には、780億ユーロ(約9兆円)の財政再建に向けたパッケージが議会で承認されるかどうか?に関心は移った。赤字削減や資産売却、増税実施が可能となるのかどうかが大きなヤマだ。もっとも、議会で政権信認を勝ち取ったことから楽観的な見通しが優勢だったから、21日の欧米市場〜22日アジア市場で、商品先物価格上昇、ユーロの上昇、そして、世界同時株高があったのだ。まだ、来週のパッケージ承認の大きなヤマを超えたわけではない。まして、国内景況感は好転しているとはいえ、電力問題が足かせ?この日、東京・荻窪で最高気温は31度Cだった。あすもあさっても30度C予想という。一気に夏モード入りだ。22日発表の電気予報によれば、電力使用量の推測ピークは23日16時で90%だが、25日(土)19時97%、26日19時96%・・と厳しい数値となっている・・。もっとも、日本株の行方は日本国内で決定できる状態に無いなどとは前号で記した。

◆以前、コンクリート補修業でトップのショーボンド(1414)を買い推奨銘柄としてピックアップしたが、東日本大震災後に震災特需関連で急騰した後は失速。5月最終週から200日移動平均線や52週線に支えられてもみ合う展開が続いていた。工事の地元優先が足を引っ張ったようだが、きょう、ピン付いてほぼ1カ月ぶり高値に浮上した。収益は強含みが続く見通しにある。高速道路の老朽化が進行しており、震災特需以外にもスポットはあたる。動きを見るため1単位だけ打診買いするか!?●また、当欄主戦の日マクドナルド(2702)も200日線や26週線にタッチしたところから切り返しつつある。目先を焦っても仕方ないが、引き続き5月高値2117円に向かっての動きをチェックしよう。●同様に、筆者の大好き銘柄で何度と無く記してきたのが浜松ホトニクス(6965)だ。きょう、08年2月以来3年4カ月ぶりに3400円台に乗せてきた。●また、中国など新興国の医療環境改善に絡むシスメックス(6869)も3月の株式分割落ち後初めて3000円台に乗せてきた。日マクドナルド以下の3銘柄は引き続き、打診買い以外は中・長期線前後で拾う投資姿勢で臨みたい。  

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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