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2008/10/15

◆15日、TOPIXは反落したものの、日経平均株価は続伸した。引け前15分間に先物主導の買いが引っ張り上げたのだ。しかし、14日の米株が下げたとはいえ、前日、ストップ高が続出した勢いは、1日の命だった?そして、アジア・太平洋14市場星取表は日本の日経平均とベトナムが上昇しただけで2勝12敗(パキスタンは除外とする)とほぼ全面安に転じた。当欄では、「日本株は13日が休日で休場だっただけに、引き続き上値を試す動きがあって不思議ない」とみたのだが、底堅さを材料に引け前にようやく上げに転じたのみ。「明日のことは明日が考える」とつぶやいて、欧米市場に後を託した。日経新聞夕刊には「米大統領が公的資金枠のうち、即時使用分として1000億ドル=約10兆円を追加した」と報じた。各国が相次いで公的資金を投入したことが13日の世界同時株高につながったのだが、日本がバブル崩壊後、公的資金注入も融資拡大につながるには時間を要した。問題は、<注入された公的資金が融資拡大につながるか>なのだ。が、世界経済はまったなしの状態にまっしぐらとなっており、銀行は貸し出しリスクをおそれずに融資枠を拡大できる?市場の関心は徐々に「金融から景気実態」に移っていく、その意味で、金融機関などこれから発表が本格化する米国企業業績動向に注目が集まることなる。が、いい結果は願うべくもないか!■15日も、欧州市場は揃って大幅反落し、米国株も前半相場で大幅安となっている。

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◆証券営業部門からは、キャッシュ比率を高めよ。大損株は見切り売り。電機・自動車・・など日本得意の輸出株や鉄鋼など景気敏感株の持ち株比率は下げよ。東証マザーズ、ジャスダック、大証ヘラクレス株は景気・金融不安が強い、「切れ」。高い流動性のあるAAA格付けの大型優良株に絞れ。高負債比率銘柄などは手仕舞い売りが正解・・、という声が聞かれる。■当欄でも、「言えばいうほど唇寒し」の相場とあって、直近ではすっかり声を失っている。次に、鐘・太鼓を打ち鳴らし「買い」を推奨するのは、中勢・大勢基調で大底・二番底を確認した後。打診買い、思惑買いはともかく、本気の買い、全力投球は、それまでお預け。

◆飲食店情報サイト運営のぐるなび(2440・ヘラ)が3万円高の18万5000円と連日でストップ高となった。PER26倍弱だが、20%超の成長率から割高感は乏しい。下支えしているのは長期線の24カ月移動平均線と最後の砦。●スポーツ用品小売チェーンのアルペン(3028)は10月以降の全般暴落場面を、200日線や26週線が下支えして踏みとどまっており、反発の時を待つ構え。●偏光フィルムのボラテクノ(4239・ジャス)は75日線、13週線割れで耐え、プラス・カイ離を回復。今年1月の上場来安値4万3300円を大底に4月14日の4万5000円を二番底とした上昇基調を継続している。13週線が26週線を上抜くゴールデン・クロスを9月第3週に示現しており、今3月期連結業績は9月末頃に大幅増額修正済み。全般波乱期に値動きをチェックし続けたい。●ABCマート(2670)も200日線が下支えし、CCC(4756)は75日線、最悪期は200日線が下支えして上昇基調を持続している。どこまで、極悪相場に耐えきれるか・・?セブン銀(8410・ジャス)などとともに注目し続けたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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