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2013/12/16

◆2013年相場はゴール目前。今朝寄り付き前に日銀が発表した12月企業「短観」調査は、大企業景況感が4期連続で改善したものの、2013年度大企業・全産業設備投資計画は前回調査から下方修正され、市場予想をも下回ったことから先行き懸念が広がった。加えて、米FRBは早期に資産買い入れ縮小をスタートさせるとの見方から円が1ドル=102円台に反発、年末控えも重なり利益確定売りに下げ幅を拡大した。■「短観」もさりながら、安倍首相の姿が市場のなかでぼんやりと霞み、次は何をやるのか?といった期待感が後退したことから、市場の動きが止まったように見える?当初、リップサービスは軽やかだった。が、「アベノミクス」は言葉のマジックで終る?日銀金融緩和により掛かり、期待感を背景に「景気」なる「気」は上昇した。しかし、その後は、「税」の大幅引き上げで分配資金を手にし、「特定秘密法」で余計な干渉を排除して、自らの推進して行こうとする衣の下になにやら鎧が見えたようで・・。

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◆まあ、今年のパフォーマンスが良かったが、年越しの株は持っていいのか?消費増税を超える政策は?2013年相場は昨年大納会1万395円に対し、5月高値1万5942円(53.3%高)、12月3日高値1万5794円とWトップ。そして、移動平均線は依然、上昇基調が続いている。年間4割超の大幅上昇は1980年以降で2回しかない。筆者が証券会社勤務時代の1986年「バブル景気」の時と、小泉政権が「構造改革」をぶった2005年だ。安倍首相はどこに向かおうとしているのか?「大相場の翌年には上昇率が鈍化する」のは当然。ゲタが高くなったのだから、伸び代は狭くなる・・。■もっとも、個別銘柄では、全面安相場の中でも例外があるように、派手な逆行高銘柄は出てくる。全般買い気ムンムンの時と比べ、個別銘柄の一本釣りは苦労が伴うが、うまくはまれば、満足度は格別高いものとなる。●前号で記したセーレン(3569)が続伸し連日で高値を更新した。もっとも、前週まで7週連続で上昇し、6月安値から40%の上昇とあって、大納会高値や大発会高値なんてことになったら、後が恐い!?といっても、北米・東南アジア需要増を背景に自動車内装材が好調を持続し、今期経常益大幅増予想。割高感は乏しい。●MUTOH(7999)は前週末の米3Dシステムズ株一段高にも、利益確定売り優勢で急反落。26週線維持が続く間は「強気」を継続していこう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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