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2008/03/31

◆年度末の月曜日、朝から冷たい雨に満開の桜は首をすくめ、株式市場では「お化粧買い」は先週末使い果たしたとばかりに見当たらず、薄商いは続き、花冷え相場となった。明日からは新年度入りだ。が、米国の経済後退(リセッション)懸念と、中国、インドの株式暴落リスクが同時進行しつつある。中国・上海総合指数は昨年10月高値から31日安値まで44%の下げとなっており、かつて、オリンピック後に不況入りした日本、韓国と違い、中国はオリンピック開催前から経済が後退するか注目される。上海総合指数は、あの1990年バブル崩壊後の最初の年に日経平均が49%下げた時に迫る勢いの下げとなっている。中国経済にどういう影響が現れるか注目される。そして、先行きが見えない日本の政治状況及び厳しい経済状況。さらに、収益後退が予想される企業業績、外国人売り越し基調で悪化する株式需給・・。気が滅入っていくばかり・・。

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◆明日4月1日から新年度入り。3月調査の日銀短観は、業態DIが昨年12月の前回調査比悪化すると予想されている。いつもだと、予想以上に悪化したかそれ以下だったかが相場のポイントとなるが、今回はどうか?また、米国では金融機関の追加損失が懸念されるなか、4月15日を過ぎてから大手金融機関の決算発表が予定されている。数字の出方次第で相場が大きく変わる可能性がある。■といっても、株の上げ下げはいつものこと。「大いなる悲観は大いなる達観に等しい」!?ついこの間まで、「環境問題は銭(ゼニ)にならない」といわれていた。が、状況はたしかに変わってきた。トヨタがハイブリッド車「プリウス」を発売した時、「環境に配慮している企業とカッコつけているだけ」といわれたが、今ではプリウスは主力車の一角を占めるまでに成長し、内外での増産が急となっている。

◆前週末、496円まで噴いた中外炉(1964)だったが、17日安値340円からの急騰劇だっただけにさすがに急反落となった。いったん、手を安め様子を見たい。●幸い、マルハニチロ(1334)は27日号で記したように、先週末に140円安値をみた後、活況裏に買い人気を得て157円まで買われた。中期上げ潮に乗った同社株については引き続き、押し目を拾っていきたい。上値関門の200日移動平均線は下落中であり、突破するのは次第に簡単となりそうだ。●26日号のワークスAP(4329・ジャス)も27日の年初来高値(あす4月1日からは昨年来高値ではなく、年初来高値と表示対象期間が変わる)14.8万円に顔合わせした。今08年6月期連結業績予想は増額修正含みにあり、上値を窺う動きは不変とみる。●また、クレハ(4023)は、2月高値636円から3月11日に566円まで下げたが、引き続き75日線に下支えされ、上昇基調を継続しており、きょうは622円高値引けとなった。2月高値更新からまずは06年3月高値686円突破を目指すことになる。●石原産(4028)も6日の年初来高値252円から17日安値205円に急落した後、持ち直しつつあり、229円まで戻し25日線を上抜いてきた。巻き返しに期待。●21日直近安値から4700円台まで戻してきた進研ゼミのベネッセ(9783・大)は7年ぶりの5000円台相場に期待!何度も強気をぶつとしっぺ返しが来るが、ここはテクニカル面を羅針盤に相場を読み解いていきたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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