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2005/11/01

◆みずほFG(8411)が6.1万円高の83.3万円上場来高値引けとなり、午後2時半に増額修正を発表した京都銀(8369)をはじめとする地銀株の多くが年初来高値を更新した。不動産株、建設株にも年初来高値更新組が続出し年初来高値更新銘柄は370にのぼった。みずほFGの売買代金は1600億円超と膨らみ、朝から午後1時30分まで東証の株式売買システムがダウンしたため取引時間はわずか1時間半であったが、東証1部市場の売買代金は1兆9千億円超(出来高は17.9億株と久々に20億株割れ)に膨れあがった。そして、平均株価は1万3800円台に乗せ、1万4000円に140円弱を残すのみとなった。聞こえるのは、デフレ脱却による景気・企業業績拡大の足音。銀行、不動産、建設、倉庫、電鉄株高はそれを先取りした動きであり、今春から物色対象が広がっているもの。東急不(8815)を本欄で推奨し始めたころアナリストの見方は強弱分かれていたが、1000円に届きつつある。東京建物(8804)もあと16円で4ケタだ。■では、平均株価の目標株価は?小泉首相が就任直後に所信表明演説をおこなった01年5月7日の1万4529円か、あるいは95年7月3日安値1万4485円、92年8月18日安値1万4308円?ちなみに、本欄では<2月21日号>で、「平均株価はきょう75日移動平均線が200日線を上抜く中長期線のゴールデンクロス(GC)を示現した」。その前の03年7月にGCした時の動きをそのまま当てはめると、目標株価は「1万4983円となる。今年の大方の平均株価上値予想が1万3000円台だから、強気の上限に近い水準だ。また、きょうから目標となる9カ月目は11月下旬だ」としており、本欄はその後、中期強気姿勢で臨んできた。その当時、「足元、景気、為替、原油価格、企業業績・・など不透明感が多く、平均株価は着実に上昇はするが上昇ピッチが上がらない。しかし、本欄は強気を継続している。その理由は単純だ。チャートブックをめくると気がつくように、26週移動平均線や52週線に沿った右肩上がりの銘柄が多いからだ」と指摘している。今回は上記のように市場環境は良好だ。ただ、株価水準が上がっているのがいささか厄介、といったところであろう。

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◆基本銘柄はきのう記したように不変。1万4000円台乗せ後に、順次噴き値売りしたいが、さてどうか。不動産株人気に遅れる電鉄株のトップ東急(9005)は強気継続。自動車部品トップのデンソー(6902)が上場来高値を更新、同社株だけでなく部品株全般まだアナリスト評価のものさしは昔のままであり、評価不足。あらためてショーワ(7274)に注目。■そして、1000円固めが終了しつつある住友鉱(5713)は足元業績をけん引する精練、電子・機能材料に加え資源・金属事業の将来に着目。強気買いを継続する。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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