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2006/11/07

◆6日のNYダウの7日ぶり急反騰にも、東京市場は日経平均が小幅続伸止まり。7日の米中間選挙を控えて様子見気分が広がったうえ、この日の日銀総裁の発言が利上げに前向きと受け取られ上値を重くしたという。なかで、市場体温計であり今3月期の営業利益が初の2兆円乗せとなるトヨタ自(7203)は一時120円高の7150円まで買い進まれ10月27日の上場来高値に顔合わせするなど引き続き順調な展開。トヨタの営業利益が1兆円に乗せたのは02年3月期だから、わずか5年で倍増することになる。きょうはいすゞ(7202)との資本・業務提携を発表した。また、スケールが一段とアップする。●その点、筆者が次世代成長企業とみるデンソー(6902)は今3月期連結売上高が10%増の3.5兆円。営業利益は3000億円に若干届かず、経常利益は7%増の3030億円予想で、トヨタの域には距離がある。もっとも、距離があるからこそ将来が面白い!●例えば、マツダ(7261)。同社が04年秋に主力工場の火災に見まわれ株価が300円割れ寸前で喘いでいた頃、アナリストの多くは、投資判断を「売り」もしくは「弱気」とした。その頃、北米市場での苦戦が続いていたことが背景にあった。北米建て直しが課題だとして弱気していた。しかし、欧州は好調だった。本欄では当時、「北米に問題があることは、逆に、問題が解決すれば、収益は加速度的に好転する」との見方にたち「強気」を打ち出していた。先に発表された今3月期中間決算で、北米の実績はCX−7導入によるミックス改善が見られ、販売台数は前年同期比3%増の14.2万台となった。それでも全米シェアは1.6%にとどまる。つまり、まだ北米での上昇余地が大ということだ。この日の株価は831円まで買われ91年8月以来の高値を走っている。

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◆本欄最注目株のひとつ新興プラン(6379・2部)が40円高し887円まで買われた。2月に974円まで買われ91年12月以来の高値を付けた後、ここまで800円台で高値もみ合いが続いてきたが、いよいよ株価を52週線が下から突き上げはじめた。ここからが勝負の時だ。つまり、高値もみあいのなかで買いエネルギーが燃え尽きるか、4ケタに乗せていくかの分岐点が迫っているのだ。当然、上のものと見ている。10月中旬に681円まで売られ5月以来の安値をつけた後、10月24日に会社側が9月中間期個別業績予想の大幅増額修正を発表したことで上げに弾みがついた。来週13日には、上期決算の発表と併せ通期連結業績予想の増額修正が発表される予定にある。本欄では、好材料出尽くし感よりも4ケタ乗せの起爆剤となると見ている。

◆タムロン(7740・ジャス)が2380円まで買われた。長いジャスダック時代に終止符をうち、11月13日から東証1部市場にくら替えすることになったことが好感された。チャートは既に04年6月以降の2200円〜2300円の壁を突破している。中期上昇相場を鮮明化させることになりそうだ。●本欄「長期強気」で攻めてきた島津製(7701)もまたかつて買い推奨を続けた写真印刷(7915)並みの粘っこい上昇基調を継続しており、1000円攻防戦が将来の上昇エンジンとなろう。「強気の買い」を継続!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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