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2014/04/04

◆4月第1週末の日経平均は3日ぶりに小反落。前日比8円11銭円安の1万5063円71銭となり、中期相場を示唆する移動平均線の26週線はクリアした。しかし、3月に抜け切れず、2度目の挑戦となる75日線に対しては前回同様に一時上抜く場面があったものの、終値では2週連続でクリアできなかった。日銀が週明け7−8日に金融政策決定会合を開くことから、追加金融緩和の可能性は低いものの期待する動きがあったが続かなかったようだ。内外重要イベントを控え市場の模様眺め気分は強く、戻り待ちの売りに押された格好だ。なお、3月の雇用統計発表を翌日に控えた3日のNYダウは一時1万6604ドルと昨年12月31日に付けた取引時間中の過去最高値を更新した!!希望的見方を取る米国、やや悲観論もしくは控え目好みの日本との気質の違いか?■出来高は連休控えに加え米雇用統計発表待ちもあり一段と細り、前日比3億6922億円減の17億44億株と3月13日以来の薄商いとなった。売買代金も3051億円減の1兆5633億円にとどまり2日連続で2兆円台を割り込む。この低水準では、一時的に上値トライ場面があっても、高値を維持するには海外から連日で飛び込んでくるグッドニュースが不可欠のようだ。この日は、内外での重要経済指標発表待ちとあって、円が終日、前日終値を挟みほぼ横ばいで終始したこともあり様子見気分が市場を覆った。

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◆業種別株価指数は33業種中15業種が下げ18業種が上昇した。値下がり率上位には輸出関連と内需の一角が目立った。一方、値上がり率上位では追加金融緩和期待を背景に不動産、金融関連が並び、内需関連が続いた。素材・資源関連は上げ下げ両方に分かれた。値下がり率トップ3は、1位情報・通信1.53%の3日ぶり反落、2位精密機器0.85%の、3位卸売も0.60%の3日ぶり反落。一方、値上がり率上位3業種は、1位が不動産で2.14%の8連騰!2位も同様の買い材料でその他金融1.22%の6連騰、3位海運は1.15%の3月24日から10連騰だ。バルチック海運指数は3月25日から8日続落、この間386ポイント下がり1235となった。が、円は対ドルで102円前半から104円台目前まで下げたこと、そして、海外の景気回復期待が後押ししたようだ。

◆全般中期線をクリアし始めるなか、プリマハム(2281)は小幅だがじりじりと下値を切り上げてきた動きが良い。2月5日に177円まで下げたが、昨年6月安値を1円下回ったところで下げ止まった。その後、ゆっくりだが215円と戻してきた。12年末の146円から当欄注目株とした銘柄だが、昨年は5月高値294円にかけての急騰相場があった。もっとも、低位材料株的意味合いで個人投資家が上昇相場に付く流れとなったものであり、失速後の暴落ぶりは悲惨だった。それでも、昨年6月は長期相場を示唆する52週線で下げ止まった。その後、戻り高値は220円。今年2月に177円と52週線とのマイナスかい離は14.5%に拡大した。しかし、その後、当欄でも、紹介を続けており、5月中旬の前期決算発表を控えて上値を試す動きが始まった?「セブン&アイHD(3382)では『たっぷりハムとタマゴのサンドはハムを2.3倍とし、価格は250円から270円に引上げ』需要をにらみ刷新ポイントを変えた」と3日付け朝日新聞朝刊はセブンの弁当全品刷新を報じたことも注目したい。同社のような納入業者はセブンから厳しい要求が突きつけられる。が、「ハム2.3倍」はプリマの惣菜向けハムの量的拡大につながり売上高利益率アップにつながってゆく。昨年高値は5月10日だ、今年は?戻り待ちの売りが頭をおさえようが・・。■綜合警備保障(ALSOK)(2331)が8日続伸し7年ぶり高値!ここまで紹介してきた「カジノ関連株」は解禁期待を背景にジリ高基調!?スロットマシン関連のコナミ(9766)は3日ぶり反落も52週線沿いの上昇基調にあり、前号で紹介の日金銭(6418)、警備のCSP(9740)、セコム(9735)・・と強含みの動きが続きそうだ。乃村工芸社(9716)も動意付いてきた!?

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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