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2009/10/27

◆台風一過、5月下旬以降一向に顔を見せなかった富士山が久々に、青空を背景に丹沢山系の上に白い冬の姿を現した。最寄駅から渋谷に向かう東急東横線から富士山が見える。今では高い建物に視界をさえぎられることが多くチラチラとみえるだけとなり、10分強の間にあわせて10秒強しか見えない。が、それでも、きょうは久々に青空のなかにくっきりと姿を現した。

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◆しかし、株式市場は依然、先が読めない。上がるも下がるも米国相場・為替相場次第の中でうごめく日々が続く。筆者が見た車窓からの富士山はもどかしい日々が5カ月続いたあとのこと。相場は、そんなに待たせはしないとの思いがあるが・・。■日経平均は前日比150円安の1万212円と3日ぶりに急反落した。26日のNYダウは、朝方に100ドル高した後、急落。午後は逆に100ドル安水準で推移して終った。前日に、「気になるのは、この戻り高値圏で100ドル前後の急な上げ下げが続いていること。注意をもって見守りたい」と記したが、26日は1日のうちに100ドルの上げと下げ。ドル安から一転ドルが大幅高に転じたことからNY原油先物が続落、エネルギー株から下げた。また、アナリストから米銀バンク・オブ・アメリカへの資本増強による株主価値の毀損が指摘されて、銀行株を中心に一段安となった。■日経平均株価はきょう25日移動平均線が75日線を割り込むデッドクロス(DC)が示現した。3月安値を基点とし4月9日にゴールデンクロス(GC)を示現して以来、初めてのDCが示唆するのは相場の先安!もっとも、週足ベースでは、5月15日の週に13週線が26週線を上抜くGC、8月21日の週に26週線が52週線を上抜くGCを示現しており、現時点では上昇基調であることを示す「順なパターン」にあり、より長めのタームでは日足ほどには圧迫感は乏しい。その分、まだ、一気に下放れていく合図とはなっていない・・。買いを積極化する場面はもう少し先となるか?

◆先に民主党政権下のテーマ関連株のひとつとして取り上げられた農業関連株のなかで、井関(6310)が活況裏に続伸した。8月高値後2カ月が経過し日柄調整はほぼ完了、今月に入り、200日移動平均線に急接近したところで下げ止まり、小さなW底をうち値幅調整もすすんだことが買いを集めたもよう。同業のクボタ(6326)は7月末高値からの調整局面にあるが、26週線にぶつかったところで、下げ渋っている。アジア農業近代化などを背景にここから値動きをチェックしたい。■豊田合成(7282)が小反落した。一時80円安の2665円まで下げ5円安の2740円引けだ。26日に今3月期第2四半期連結営業損益の増額修正を発表。赤字予想から一転30億円の黒字に転換する見通し。照明用に市場が急拡大しつつあるLED(発光ダイオード)素子を手掛けており市場人気は高い。増額修正の発表で、調整色を強めていた同社株が再浮上するチャンスだと期待する。

◆いずれにしても、買いは慎重を要すとみており、投資に余裕を持つために利の乗った銘柄は現金化を優先すべき場面であろう。いずれにしても、米株・為替の動向次第・・。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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