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2004/11/08

◆先週末の雇用統計発表を好感した米国株上昇を受け、東京市場は朝高で始まった。が、手控えムードが強まり次第安の展開となった。1ドル=105円台前半と7カ月ぶり円高水準となったことや24時間取引のGLOBEXでナスダック100株価指数が下落したことが響き、時間の経過とともに利益確定売りが優勢となった。10日の米FOMCで利上げは不可避だが、12月も連続で引き上げられるのではないかと懸念する声が聞かれた。先週の「熱気ムンムンが、週替わりとともに冷めてしまった」?

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◆夏場のプロ野球オーナー会議をリードした読売巨人球団の前オーナー渡邊恒雄氏、と西武球団の前オーナー堤義明氏は、今はその任にはない。堤氏は会長だったコクドによる西武鉄道株保有に関する虚偽記載でグループすべての役職から離れ、渡邊氏は自由枠契約に関する違反の責任をとりその座を離れたが、先週末新たに日本テレビ保有株を巡る虚偽記載に同氏(名義貸し)が絡んでいたことが発覚した。どんぶり勘定の赤字球団経営がまかり通るのだから上場企業でも企業統治に無頓着なのは当然か。日本テレビなどは東証に「訂正報告」さえすればいいと軽く考えた節がある。企業統治が問われて久しいが、依然、どんぶり勘定の中でごった煮状況の企業は多い。IRを含めて再確認する必要がありそうだ。ところで、来年のプロ野球はいったいどうなる?

◆NY金市況は4月高値を更新し新たな水準に。住友鉱(5713)は高寄りして押される悪いパターンだが、中長期強気継続。◎若築建(1888)は高値更新後の反落が嫌気材料で様子見も、◎年初来高値後強含んだ新興プラン(6379)は強気を継続、攻める!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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