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2014/04/18

◆日経平均株価は前日比98円74銭高の1万4516円27銭と反発。前週末の1万4000円割れからだと556円の戻しとなり、52週線とのマイマス幅を10円に縮めて終了したことから、週明け相場に希望を託した格好となった。もっとも、18日は「聖金曜日(グッドフライデー)」とあって欧米をはじめ多数の証券・金融市場が休場となるため、出来高は前日比6億7139万株減の12億3540億株と2012年8月28日以来の、売買代金は6478億円減の1兆1502億円とアベノミクス相場スターの同年11月14日以来の低水準にとどまった。薄商いのなかを円が対ドル、ユーロで反落推移し後押しした格好で、先物が上げを先導していった・・。■17日、ウクライナを巡る米・欧・ロ・ウクライナ協議で事態沈静化への取り組みで合意(もっとも、ロシアが約束を守るかは?)。NYダウは4日ぶり小反落もSP500種指数は4連騰、欧州株&ロシア株も続伸した・・。

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◆一方、この日の東京市場は、極端な薄商いにとどまったものの、長期線とのマイナスかい離幅が200日線に対しては120円、0.8%、52週線には10円、0.1%と縮めてきた。なお、この長期線は上値ネックラインとして重い存在だ。しかし、来週後半から本格化する3月期決算企業の決算発表がそこそこ順調ならば、長期線とのプラスかい離を拡大する展開も期待できそうだ。あとは、プラスかい離幅を拡大した場面で市場エネルギーが脹らんでいけば長期線のハードルをクリア、市場温度は上昇していくことになる?そして、市場が期待する株高=円安方向に転じるのだが・・!?

◆富士重(7270)が5日続伸した。18日付日経新聞朝刊が「富士重、米でEV(電気自動車)再参入」と報じたことが買い材料。経産省は燃料電池自動車(FCV)の15年の本格的な普及に向け促進策を今年3月に発表済みだ。次世代エコカー開発ではハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)が先行して市販されている。富士重は3日の戻り高値2960円をクリアすれば、「逆三尊」型チャートとなり1月の上場来高値3090円クリアが見えてくる。引け後には、「日産自(7201)の西川CCOは説明会後に記者団に対し三菱自(7211)と共同開発している軽自動車ベースのEVを15年度以降に投入するとの方針を明らかにした」(ロイター)との報道もあった。EV、HV、そして、FCV、3タイプの次世代エコカーの国内外での開発競争に期待したい。当欄では、FCV関連から水素スタンド関連銘柄として岩谷産(8088)を先に紹介している。が、今もFCV関連資料を読み込んでいる最中であり、よくわからないことが多すぎて・・。納得できたところから紹介していきたい。■ちなみに、日産自動車西川廣人CCOは、軽ベースEVの投入時期について、当初計画より「どんどん早めているところ。前倒ししており、できるだけ早く作りたい」と述べたうえで、「15年度以降」になると語ったという。日産自と三菱自は軽自動車の共同開発会社を11年に設立。13年には共同開発の軽をそれぞれのブランド名で第1弾、第2弾として2モデルを発売している。日産ブランドとして投入した「デイズ」「デイズ ルークス」は非常に好評で、第3弾も「ガソリン車で考えている」という。また、2モデルは三菱自の主力工場である水島製作所(岡山県倉敷市)で生産しているが、今後の共同開発車の生産拠点は、選択肢として「日産の自社工場を活用することもありうる」と述べたとも伝えられた。

◆当欄主戦銘柄のひとつセブン&アイ(3382)だが、週初めに「3月来、長期線を割り込むシーンが何度も出てきたここから、手持株をいったん減らすべきとまことに勝手ながら方針を転換。手持ゼロも視野に入れるべきか」と記した。が、週末は200日線、52週線をともに回複して終了したことから、なお、未練たっぷり!週明け以降も移動平均線の上で推移していくか?なお、ウォッチングしたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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