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2010/02/03

◆日経平均株価は前日比33円高の1万404円3日続伸。TOPIXは続伸した。2日の欧米市場では、ドルが資源国通貨に対し下落したことで原油、金先物など商品市況が上げ、欧米株が続伸。そして、この日、アジア・太平洋株も上昇。石油、鉱業株など資源関連が急伸し、出遅れの内需株が上昇した。足を引っ張ったのは、「昨年発売の新型ハイブリッド車プリウスのブレーキに関する苦情が米運輸当局に100件以上寄せられた」と3日付けの読売新聞に報じられたトヨタ(7203)。前日は、リコール対策(無料回収・修理)を発表し8日ぶりに反発したが、一夜で暗転。売り気配で始まり、次第安となり、205円(5.7%)安の3400円と安値引け。つれて、トヨタ系銘柄が急落していった。■豊田合成(7282)はLED(発光ダイオード)関連の主役の一角を担うと当欄期待の銘柄だ。しかし、朝方、買いが先行し2600円台を回復したまでは良かったが、その後は、暗転、100円強の下げに転じた。それでも、14時半に今3月期連結業績予想の大幅増額修正を発表。営業利益予想を従来の100億円から前期比26%増の200億円と倍に修正し、大幅減益予想が一転大幅増益見通しになった。そして、発表後、いったん買い直された。だがしかし、トヨタが昨年12月1日以来の安値引けで終ったとあって、同社株の勢いは衰え、下げに転じてしまった。が、ウォッチングを継続。

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◆ただ、前日に、ハイブリッド車絡みの思惑材料株として紹介の戸田工(4100)は。前日に回復した200日線から上値を目指す動きに入った?詳細は前号を参照して欲しい。リチウムイオン電池の正極材とプラグイン・ハイブリッド車用電動モーターに関連する部品軽量化、低コスト化で同社の「磁力を落とさずに磁石をつくる」技術を使った「さびない磁石」がハイブリッド車の軽量化の要とのテレビ報道もあり、200日線タッチから浮上を開始する気配のここは、ロスカット価格を設定したうえで打診買いをしたいところ。

◆介護関連では、メッセージ(2440)が2万円台回復と高値圏で突っ張っている。きょうは、介護最大手のニチイ学館(9792)が、日経新聞朝刊に、「09年4−12月期連結営業利益は前年同期比2.2倍の40億円強となったもよう。介護事業、教育事業とも好調だった」と報じたことが材料視され、5日ぶりに反発した。ただ、200日線や52週線に上値を押さえられており、きょう現在、868円にある52週線、891円の200日線を下値サポートライン化するまでは、ウォッチングを続けるか、ロスカット価格を決定した後、打診買いするしかない。

◆昨秋、注目したガイドワイヤーが国内外で好調な朝日インテック(7747)は、昨年8月に急騰した後、1500円台を中心としたもみ合い相場が6カ月目に入った。下値は6カ月移動平均線に支えられ、26週線が下から突き上げる格好で、きょう、11週間ぶりに1700円台を付ける動意場面があった。10年6月期中間決算は来週10日大引後に発表の予定だ。昨年8月相場の再来があるか注目したい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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